2011年02月

2011年02月25日

博多の次は?

おつかれっす。


23日の水曜日に、
「JR博多シティ」さん主催での、

新博多駅ビル見学会

に行かせてもらいました。


まだ、テナントフロアなどの写真はご遠慮ください・・・

ということだったのですが、
それよりもビビったのは、

屋上の庭園。
ボードウォークになってておしゃれ。
カップルが語らうのが目に見えるテーブル群。

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博多のど真ん中に、地上60mの空中庭園。

hakatasky02















こりゃあ、福岡最強のデートスポットだなと!


詳しくは、盟友:秋吉編集長がやってる、
現在発売中の「福岡ウォーカー」を買って勉強してください。

全国的にも珍しい、線路を真上から見るこんな景色も!

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ってな具合に、やはり「JR博多シティ」中身も含めて
壮絶な建物でございます!




それに対して、天神!!!!

今年は、新たに「バーニーズニューヨーク」の巨大店舗が
岩田屋隣に出現するなど、まだまだニュース沢山ですが、

この春の、天神の商業施設・・・。

色々な催しで、注目の街、福岡に集まる人々を
呼び込もうと、がんばってます。


そんな中、
我らが「福岡パルコ」も
間もなく1周年です!

早い!


その1周年のプロジェクトをお手伝いしておりますが、
今回、そのプロジェクトが少しずつリリースされています。

キャンペーンテーマは・・・・


「博多の次は、
   パルコにせんとぅ?」

「1周年感謝せんとぅ。」


世界にも類を見ない(ことはないか:笑)、アクセントの違いで、
「疑問」と「うながす」の意味を合わせもつ
福岡の言葉・・・

「とぅ。」



そして、


素直に、博多に人がいっぱい来てくれるっちゃけん、
その次でも、寄ってもらったらうれしいやん!

という、

一見消極的に見えて、
非常に積極的なメッセージ(笑)となっています。


たぶん、み〜〜〜んな、

「博多駅の客に、来てほしいな〜」
って思ってるんですよね。
けど、それダイレクトに広告には
のせれない・・・みたいな。


さすが、パルコです。

こういう企画、パルコでしか実現できない気がします。


1年で、完全に福岡になじんだ感のある「パルコ」。
けど、感覚的には、相変わらず「とんがり続けるパルコ」でも
あるなぁ〜と、我らながら感じてます。


そのCMが、テレビ放送に先立ち、
ネットにリリース。

全5作のうち、1作目の「パラパラ篇」があがりましたので
見てください。





ゆるっ!!!笑


はい。「せんとぅ」・・・だから、

あ、いやわかってますね。
引き続き、あと4本でてきますから、
また紹介します。



ということで、福岡もっと盛り上がれ〜!!!!










cromagnon69 at 11:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 地方からのブランディング | マーケティング

2011年02月22日

で、ヂカギキ VOL.08 です!


2010年9月25日に開催した、

ミシュランシェフ「松嶋啓介」氏の
「ヂカギキVOL.07」から、早、半年!

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早いっすね〜。

その後、

TSUTAYA創業者「村井眞一」氏の
「ヂカギキ熊本」を12月7日に開催したとはいえ、
少々時間が経ってしまいました!

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近頃、ヂカギキ無いですね・・
とか言われたりもしました。




で!久々にやります!
ヂカギキロゴ





Volume.08


今回のゲストは、異質です。
前、ブログにも登場していただきましたが・・・


国民的ヒットとなった、
映画「海猿シリーズ」の生みの親!
(取材/原案)
poster
















THE LAST MESSAGE 海猿は、
興行収入80億円!



そして・・・

映画「252」の原作者!
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そして、

全20巻!マガジンに連載されていた
マンガ:「トッキュー!!」の原作者!

 
TOKKYUU
















さらには、

週刊ビッグコミック連載中。
マンガ:「S−最後の警官ー」の原作者!
S-SAIGONO














個人的に、この漫画超好きです。

その他にも「



そして!そして!ここには、まだ書けない

「映画化」「ドラマ化」のプロジェクト
目白押しのヒットメーカー!


映画&漫画原作者/小説家
小森 陽一さん!

A4チラシ画像

















これまでも、「ヂカギキ」には

”かっちょいい起業家”とか、
”ムーブメントを作ってきた人”とか
”若くして夢を実現した人”とか来ていただきました。

で、今回、僕がどうしても、
”原作者・小説家”の
小森さんに来ていただきたかった理由は一つ。


”皆が無理と思ってる題材を
ものの見事に作品してこられた
その秘密が知りたい”


ということでした。


海上保安庁の潜水士
海上保安庁特殊救難隊
警察庁の秘密特殊部隊


なかなか、友達にいない職業の方々です。


小森さんは言われます。

”だから、興味深いし、
予想通り凄い世界が展開されている”と。

おおよそ我々の生活とはかけ離れながらも、
災害の時に、知られざるところで、ありえない
活躍をしている人々。

その人々は、壮絶な訓練や、
ありえない日常を送っていたりする。



そこへ
「ヂカ」に飛び込んで行って
凄い人たちに話を「キク」。

正に、「ヂカギキ」から仕事が始まっているのですと。


聞いてて、
全部がネタ過ぎる取材先でのエピソードをはじめ、
話が面白いことは間違いないです!



そのうえでぜひ、来ていただける方々に
持って帰っていただきたいことは、

凄い人たちにどう取材して、
その凄い話を
どうやって自分のシゴトの作品に
昇華させているのか?


というポイントですね!


もう、我々のシゴトって、
皆が知ってたり、予想の範囲のことやってても
大きな成功なんてありえないっすから!!!!

だから、異質なことに
飛び込んでいきまくってる人の
話を皆さんと聞きたいと思ったのです。


あ、もちろん、皆さんからの質問の時間
「ヂカギキ タイム」も設けますよ!!!

3月24日(木)の夜!
是非!!!!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

[イベント開催概要]
■開催日 2011年3月24日(木)19:00開場 / 19:30開演
■場所  アクロス福岡3階「こくさいひろば」

■住所  福岡市中央区天神1−1−1
■チケット料金 一般1,500円

※120名限定、売り切れ次第販売終了

◆オンライン予約はこちら!
◆電話予約はこちら↓
アジア・ユース・カルチャー・センター
電話:092−400-6640
(受付時間:10:00〜18:30)




■チケット取扱先及び問い合わせ先
・アジア・ユース・カルチャー・センター
福岡市中央区天神1−1−1アクロス福岡3階こくさいひろば内
電話:092−400-6640

・BBDO J WEST Inc
担当:コヤナギ
電話:092-751-2466







cromagnon69 at 19:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 心意気系 | 地方からのブランディング

2011年02月20日

マージン1%


みなさん、ビジネスはうまくいってますか?
みなさん、仕事はうまくいってますか?


今日は、地方都市においての広告会社の
リアルな現場の話。
他業界の方も、うんちく程度にはなるかも?
な話を書きましょう。



先日、ある公共機関が
「某新聞に広告を出す」
ということになった。
役所や公共機関の場合、どれだけ営業に行っていても

「公正」な「競争」が求められるため、
「価格入札」となる。

僕は、価格入札物件には、ほとんど参加しないのだが、
今回の案件は、知り合いからのご紹介もあり、
エントリーしたのだった。



さあ、ここで業界知識。

我々広告会社は、クライアントさんとメディアの仲介をし
定価ベースの広告価格から、15〜20%の
マージンをいただいて、生きています。

どうですか?高いですか?安いですか?笑


で、ここからは、
具体的なことは書けないので、あくまで参考として
読んでいただきたいのですが、(金額も全部例として)

今回の公共機関の入札公示の
某新聞の広告枠の定価は、230万円でした。


つまり、定価の230万円で買っていただければ

230万円×15%=34.5万円

の利益をいただけることになります。

ということは、この新聞広告枠の原価は

230万円ー34.5万円=195.5万円です。




で、入札です。

基本的に、公共機関へのメディアからの「値段」は、
定価ベースであり、競争する広告会社へも同じ値段が出ます。

ということは、

公共機関の広告価格入札とは、
広告会社の利益削り合戦

といえば、わかりやすいでしょう。


さて、僕。
こういう入札競合の経験がほとんど無い僕は、
僕なりに考えて、利益率9%で入札しました。

つまり
195.5万円×109%=213万円

で、入札した感じです。
(この数字は、例ですばって:笑)

「落札」すれば、
213万円ー195.5万円=17、5万円の利益です。




ここでちょっと主張。

広告会社は、クライアントさんから、
メディア出稿の注文をいただくと、
・メディア戦略
・広告素材の準備
・メディア側との条件交渉
・皆が欲しいパブリシティの交渉
などの全作業を負います。

そして、広告というタイミングがすべての商品
ですので、

万が一、広告が露出しながった!

となったら、ものすごい損害になります。

それら、責任と精神的プレッシャーを
すべて負うことになります。

そして、そのために、人生の時間を削るのです。



ま、その代償がすべてマージンというつもりもないですが、
ビジネスとしては、そういう構造になっていると。

だから、このくらいの価格で入れるのは妥当だろう!と
考えたのでした。



で、話は入札から、開札へ。

いわゆる、結果はっぴょ〜う!ですね。


4社の競合広告会社が、会議室に座ります。

厳かな感じで、「開札」の開始が宣言され、
黒い、ついたての向こうで、4社の入札封筒にはさみが入れられます。


発表方法は、

落札会社名と
落札金額


のみが読み上げられます。


そして、その時がきました。



担当者:「今回の***に関する**新聞広告について・・」

僕:「お〜!こういう世界かぁ〜!」

担当者:「落札会社は・・・・株式会社N様」

僕:「かぁ〜!負けた〜!けど仕方ないなぁ〜。
   いくら差だったんやろうか?」

担当者:「入札価格は・・・」

僕:「うむ!負け戦は肥やしにせねば!」

担当者:「197万円です」


僕:「ええええ!?!?!?」










僕はうちひしがれて会社に帰った。

負けたショックではない。

地方都市の広告会社の現実の一端にである。



197万円って、原価195.5万円だとすると、

利益率は、1%。


東京の全国クライアントの年間テレビ出稿
200億円のプレゼンなら、1%でも、

2億円はある(少なくとも名目は)。


けど、
今回の利益は、15,000円だ。





・公共機関との取引実績を増やしたかった。
・経営的なキャッシュの面でも、売り上げが欲しい。
・これをとることによる、遠謀がある。


などなど、好意的に考えることも
できるかもしれないが、
おそらく、こういう世界ではこのラインが落札の
相場だという・・・。



今回の入札〜結果。誰も悪くない。




どんな業界も、絶対にある悩みだろうけど、

自分がいる業界でもそうなんだと再認識(遅い:笑)した。




だって、ぎりぎりに開札いったから、
550円のタクシー代、帰りのバス100円を使った僕は
この時点で、14350円の利益になる。


けど、

この業界は、
他にも沢山フィールドがある。



実質的かつ感覚的な高付加価値を提供すれば
喜んで、高いお金も払ってもらえる。

商品/サービスにおける、
ブランドというものの定義ですが、


これは、広告マンとしても同じ。

高いお金ではなくても、
相応しい金額をいただけるようなお仕事をしたい。




それが、ビジネスだと思うから。



という意味では、久々にリセットスイッチが入りました。
誰かのみにいきましょう:笑!














cromagnon69 at 15:50|PermalinkComments(8)TrackBack(0) お仕事の記憶 | 心意気系

2011年02月19日

本当の濃い人の集会。


1週間、いかがおすごしでしたか?

たまに、異業種の集まりとか
普段、連絡とってもなかなか集まる機会がなくて、
それぞれのフィールドでがんばってる奴らとかで
集まる機会があると、うれしくなりますよね?

あなたも、言ったことないですか?

「今日のパーティー、メンバー濃いなぁ〜」とか。笑




僕の大学時代の同じ学部で
ちょくちょくつるんでいた友人で、
現在、汐留の本丸:電通につとめている京井くん。

昨年、本も出した。

ロングエンゲージメント なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか









なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか
著者:京井 良彦
販売元:あさ出版

彼が、彼のフェイスブックに上げてた写真を
ここで、拝借・・・



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クリックして拡大して見てください。

これ、
世界一濃い集まりでしょう(笑)?


一番右が、facebook作った、マーク・ザッカーバーグ。
その左が、プレジデント:小浜、あ、いや、オバマ。
その左が、我らが、Appleのスティーブ・ジョブス。
一番左には、Googleの、エリック・シュミットがいて、
他に、オラクルも、Yahooも、Twitterもいらっしゃる。


シリコンバレーのとあるベンチャーキャピタルの社長の
お宅で開かれたものらしいです。



まあ、他の業界(自動車やエネルギー産業や・・)も
こうした集まりは、行われているんだろうけど、
全員が、つまるところ、デジタルデータ・・・

情報/コミュニケーション

で世界を制している人々の集まりですね。

「政府とテクノロジー企業が、
 どう”未来を勝ち取るか?”を議論した

らしいです。



この世界最強の濃い食事会で、
何が語られたのかは、知らないですが、

今、自分がいる場所で、最高の結果をだすために
仲間たちと何をするか!?
・・・っていうのは、
やはり「議論」してると盛り上がります。


一番もったいないのは、
自分の頭だけで考えて、
その思考の中だけで、
あ〜でもない、あ〜なんじゃないか?
って、勝手に考えて、結局何もしないこと。

知ってそうな人に一本電話をかけるだけで、
その現場に行ってみるだけで、

ぶあぁ〜!!って、可能性が広がったり
自分の甘さを知ったりする。



いろんな、アイディアを考えると、
今まで、周りになかった技術や知識や
経験が必要になります。


世の中が高度になっていくと、
そういう「知らないものや、コト」を
「いかに多く、早く、効率的に知り」、
それらと「いかに多く、早く、効率的につながるか?」

が成功の大きな要素になる。



だから、

つながるための「製品」=iPhoneとか、
つながるための「システム」=facebookとか、

そういう「情報技術」が大進化するのは
至極当然なのかもしれませんね。



広告の仕事、コミュニケーションの仕事は、
生活者とクライアントをつなぐ仕事。

そのこと自体は、昔と変わらない。

今までは、すごいクリエイティブとか、
テレビや新聞の変わった使い方が主なテーマだった。


けどいまは、その
「伝える技術自体」が、スーパースピードで
変革してる。それにクリエイティブを加味して
アイディアださなくちゃいけない。



世界とつながるインターネット技術の
「twitter」とかが、
実は、街の小さなお店の集客に効く!とか、

4〜5年前まで、
テレビコマーシャルの時代は終わった!

とか言われてたけど、結局、今は、テレビCMの枠は
全然とれない位に復活している・・・
けど、やっぱりテレビCMだけでは
ものは売れないとか・・・。


人間は、技術を急速に進化させて
同時に、思考や行動を、急速に複雑にしている
ように見えます。

ポケベル、携帯電話、メール、
facebook、mixi、twitter、evernote
googleのすべての機能・・・

なかった時代(俺が大学生くらいまで)は、
もっと単純だったし、

思いっきし、宮沢りえちゃんのテレビCM見ただけで
19万円のステレオ買ってたし!!!俺!



ま、とにかく、もう後には戻れない世の中です。



あ〜、面白い時期にこの業界に居られることに
感謝すべきですかね〜。

面白いと思わねば!!






cromagnon69 at 22:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) お仕事の記憶 | 心意気系

2011年02月10日

松嶋啓介氏のメシを食った。


大阪出張中のクロマニヨンです。

今、岡山を通過しとります。

今、正午過ぎで、お腹ぺこぺこです。
こんな時にこそ、このネタ!!

とばかりに、
お食事ネタ書かせてください。


このブログにも、
「ヂカギキ」に出演してもらって以来、
登場してもらっている、フランスミシュラン一つ星シェフ

松嶋啓介氏

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彼の店は、フランスのニース
東京にしかない。

だから、情熱大陸見たり、
偉そうに「ヂカギキVOL.07」で、
色々話したりしても、結局、人の「仕事」を
体験したことがなったのです。
(ほぼ、告白・・・)


しかし!!!
ついに、彼の「仕事」を体験させてもらえる機会を
得ました。やはり、念じれば通ず、ですよ。

誘ってくれた、岡田さん、ありがとう:笑

というわけで、
ホテルニューオータニ博多で、
1月末にやっていたイベント

「SUPERコラボレーション Vol.5」

というイベントの「ランチ」に行ってきました。

まずは、アミューズ!

amuse















イカです。え?見りゃあ、わかる?笑
すいません!

中には、細いパスタが詰めてありました。

”初めて体験する味”

でした。



で、次。

rizzot















栗かぼちゃのリゾット 小たまねぎのコンフィ、
イタリアンパセリ、玉葱のジュ 

だそうです。


「栗かぼちゃ」も初めて食べましたが、濃厚でした。
”初めて体験する味”でした。



そして、ランチのメインへ。

main-fish















真鯛の低温オーブン焼き、アーティーチョークのグリエ
セルバチコ 黒オリーブ入りミカンのジュ


リゾットが濃厚だった所に、
素材を生かした真鯛に、さわやかなオレンジ・・・いや、

日本の「みかん」のソース

この雰囲気の中、すごく懐かしい風味すら思い浮かぶ、
”初めて体験する味”でした


最後のデザートも、きやがってました。

sweet-lemon















レモンのタルトレット、
ポレンタと松の実入りアニス風味 
レモンのソルベ添え


すっげぇ、手が込んでるんだろうな〜
と思わせてくれる、レモンレモンのさわやかな
デザート。

これも、”初めて体験する味”でした。



料理って、お店に入ってメニュー見るとき。
そして、料理が出てきたときも、

「こんな味かな〜」

って、自分でシミュレーションするじゃないですか?


一流の料理人さんって、
その期待というか、シミュレーションに
少し、つきあってくれつつも、
ふと気づくと「はるかにおいてかれてる」感じを
与えることができる人なんだろうなと。

だって、全部の感想が
”初めて体験する味”ですから。


ま、僕みたいに、世界中でおいしいもの
食べて回った訳でもないので、偉そうなことは言えないけど、

幸せな気分にしてくれたのは間違いないので、
お礼を言いたいと思います。

松嶋さん、ありがとう!
焼酎で酔ってバカ話しかしてなかったので、
本当に、ミシュランシェフなんだ〜って実感しました:笑


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(左の方もミシュランシェフ:ニコラ=マスさん)





cromagnon69 at 12:27|PermalinkComments(1)TrackBack(0) おいしいもの系 | 日常インサイト

2011年02月07日

男ですいません。



久々に、テレビのCMに釘付けになったです。


その曲が、プレスリーだったから?

いや、それだけじゃない。


ボクシングで試合に出たこともないし、
スケボーでランページ飛んだこともないけど。


缶コーヒーのCM。
ターゲットは「男」。

色々企画を考え抜いたけど
ここじゃないですか、やっぱし!
っていう潔さを、感じてしまいました。


仕事。人生。目の前の些細なこと。
他人とのかかわり。


それを

「男である自分として」

と考える古い僕は、
このCM見終わって、

ありがと〜!って思ってしまいました。


さあ、ハードルを上げきったところでどうぞ。
よければ、大きな画面で。





サイテーで、サイコーな男の人生を。












cromagnon69 at 00:02|PermalinkComments(3)TrackBack(0) マーケティング | 日常インサイト

2011年02月06日

福岡タクシー界の「TOP GUN」 


プレミアム・タクシーってやつに偶然乗った。

select-taxi
















これ、福岡タクシー協会が、
福岡のタクシーのサービス向上だけではなく
博多の伝統文化の振興までをも目的として、
取り組んでいる、タクシー会社を越えた取り組み。

車体には、博多織があしらわれており、
種類も、5色献上の5種類があると。

僕が乗ったのは、これ。

permiumtaxi














「智」信用を訴える色という。


市内に65台しか存在しないという、
このプレミアム・タクシー。

ドライバーの方は、無事故無違反の模範ドライバーが
選抜され、さらに特別な講習を受けられているとか。

確かに、この日乗った運転手さんも、
柔らかい受け答えと、心遣いが心地いい方でした。



この取り組みって、すごくないですか?


よく考えたら、これって福岡タクシー界の

「TOP GUN」でしょ?
ケニー・ロギンスの、あのテーマが耳に響きます!


G-207










これ、エンブレムですが、

福岡タクシー界ではこれ。



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先にも書いた、献上5色。


大ヒット映画「トップガン」に、
「ゴレンジャー」の要素まで加えた、
豊富なギミック:笑!


なのに、いまいち、皆に知られていないのは
もったいないです。



福岡の人々と、
福岡に来る方々に、

この、他の地域に無い、
プレミアムタクシーのPR、もっとやってもいいのでは?

とすごく思いました。


運転手同士が

「グース」
「マーヴェリック」

とか、呼び合うまでいかなくても。




こういう、競合業界が、
それぞれの枠を超えて、業界全体のイメージと
レベルアップのために取り組むやり方。

たまに、そういうのありますが、
タクシーって、その仕組みや公共性からも
ぴったりですね。










cromagnon69 at 23:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日常インサイト | 地方からのブランディング

2011年02月05日

久々、すごいよ。あんた。な人。



2011年のつい先日まで、
ニホンウナギの産卵場所を知っている人は
この世に誰一人居なかった。


これには、驚いた。
土用の丑の日には、全国民がうなぎを食ったりする
風習があるこの国で、何人がそれを知っていた?

天然のニホンウナギの卵の採取に、
世界で初めて成功した!という2日のニュース。
東京大学の塚本教授のチームの、38年目の快挙だと。


けど、このニュースと、そして塚本教授の話を聞いたのは、
テレビのニュースではなく、この方。



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やさしいそうなダンディ・・・

小森 陽一さん。

この小森さん、数年前にこの
ウナギを38年も追い続けている、塚本教授を取材してたらしいのです。

もちろん、小森さんはウナギ研究家ではありません。

この方は、徹底して取材しまくる人。

そして、
その取材をもとに、

物語をつむぎ、様々な形で我々に知らなかった世界を
見せてくれる人なのです。


福岡の制作会社の大先輩:Sさんと、
同じく「らんちゆう」でお世話になった
プロデューサーのM先輩に、ご紹介いただきました。

韓国料理とコーヒー焼酎で、

その、あまりの話の面白さに
25:30まで暴走していました。


この、小森さん、これまでの色々な・・・






・・・・って、え?




小森さん、小森さんって、
俺、知らねぇし!ってですか?


すいません。

このやさしそうな、男性。






実は、大ヒット映画シリーズにもなった
人気漫画「海猿」。



poster
























この物語の、原案と取材でクレジットされている方。


その、海上保安官たちの世界を、
リアルに描き出されていたからこそ、
この物語は、パート3まで作られる大ヒットになったのです。


そしてワーナーブラザース映画が、
ローカルプロダクションとして送り出した、

映画「252」

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これは、消防救助機動部隊の物語を、
再び伊藤英明さんで映画化。

そして、この映画は、原案だけではなく、
堂々の原作&脚本!!



小森さんの本職は「漫画原作者」であり、
漫画好き「麻生太郎元首相」が、首相当時、

私は海猿よりこっちの方が好きだな〜

と言ったといわれる

「トッキュー!!」の原作者



そして、偶然にも、
僕が今はまっている漫画!

日本の警視庁機構の中にある

特殊部隊「SAT(サット)」
特殊犯捜査係「SIT(エスアイティ)」

と、もう一つの「S」である
警察庁特殊急襲捜査班「NSP(エヌエスピー)」

をリアルに描いている作品・・・

「S(エス)ー最後の警察」

これの原作者です。



もはや、ヒットメーカーの小森さんからは、
ここには書けない、驚くべきプロジェクトの
数々をたくさん「匂わせて」いただきました。


あっという間に、6時間位話してしまったのですが、
冒頭のウナギ博士の取材しかり、
口が裂けても言えない「S」の取材元や、
もちろん「海猿」の海上保安庁の話など、

とにかく、
直接行って、
見て、
聞かないと、

なんにもわからないし、感じないですと。


まさに、何でもヂカギキですよ!
コヤナギさん!


と言われてしまいました!

本やネットや、人からの聞き伝えで、
企画書いてないか?と。



超専門のスペシャルな人からは
超スペシャルなことが聞けるのです。



実感のこもったその言葉に、
もう涙が出そうになるほど共感し、
隠れたくなるほど反省しました。



僕が、だらだらしだすと、
時々、神様が遣わしてくれる、
「すごいよ。あんた。」な方。

今回は、この、小森先生!


おかげで、完全にまた覚醒しました。




そして、この、小森さん・・・・・





福岡市 在住!




福岡、すてたもんじゃなし!


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(小さな韓国「アプロ」薬院店にて:笑)




小森さん、これから、
よろしくお願いします!!






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2011年02月03日

「ザ・タウン」

おつかれさまです。
クロマニヨン・コヤナギです。

2日前から体調が怪しいですが、
一気に熱発とかしないので、インフルエンザではないのか?
と思いつつも、ず〜っと体がだるいここ2日間です。

のわりには、昨日も2時まで飲んでました。はい、バカです。


さて、いつもの通勤路。
アクロス福岡前、水鏡天満宮横の路地に

「スラージ」

というインドのカレー屋さんがあります。
朝から、インド人の方々が仕込みを熱心にされているお店で
ランチも人気あるようです。

とにかく、赤いポロシャツに、
真っ黒な肌のインドの方々が、本格的にやっているお店・・・

というイメージ。ここです。


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しかし、この「SURAJI」。
先日、朝通ったら、驚くべきことが判明したのです!!!


ここです!

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え?見えにくいですか??

では、拡大!!!


jikka













インド人、実家、糸島かよ!?



え?オーナーさん?バイト?

ま、いいか・・・・

皆さん、おいしくカレー食べてるしですね。

そういう「街」が大好きな私です。




で、「ソーシャル・ネットワーク」に続いて、試写で観た映画は、

そうそう「街が好き!」って言えない、
ヒリヒリする映画でした。


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「ザ・タウン」

監督/主演は、あのイケメン俳優

ベン=アフレック

ボク的には、「パール=ハーバー」とか、
「アルマゲドン」とかの、若き主演級の俳優さん・・・
もしくは、ちょっとアイドルっぽいイメージを持ってました。

で、監督もやるんだな〜
とか位で観たのですが・・・・・


これ、きました!


銀行強盗や強奪が、
「伝統芸能」のように、親から子へ受け継がれる
ボストンのある街。

主人公(ベン=アフレック)も、当然、強盗団の一人なんだけど、
ある「ヤマ」で、人質に取った女性が、証拠を握っているかどうか?
を確かめるために、必要以上に踏み入ってしまったことから
物語が加速していきます。


town-original














犯罪でしか、生きられないような男。
なんとかして人生を変えようとする男。
そんなことなど、関係なく、容赦なく、執拗な調査の
手を伸ばしてくる、FBI捜査官。

生きる葛藤と、
わずかに残った、良心や希望の光が
どんどん消えまくっていく中で、
主人公が行き着くところ・・・・


さっきも書きましたが、
ヒリヒリします!

SFや、CGに食傷気味のあなた。
「ソーシャルネットワーク」もですが、
「ザ・タウン」は、映画としての面白さの基本がある作品です。

ベン=アフレック・・・・

見くびってました。
すいません・・・





cromagnon69 at 19:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0)
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小柳 俊郎