2011年03月

2011年03月25日

ヂカギキの大家:小森陽一氏



映画「海猿」「252」
漫画「トッキュー!!」「Sエスー最後の警官」ほかの
原作者であり、作家であり、小説家NO


小森陽一氏のヂカギキが、終了した。

A4チラシ画像

 












小森さんに「ヂカギキ」出演を
承諾いただいたのが、2月11日。

そして、
悪夢の地震と津波が来たのが、3月11日。

皮肉にも、小森さんお話しは
リアリティを究めることになった。


「人が死ぬドラマではなく、
 人が人を助け、生かそうとする
 物語をつくるのが、僕の創作のテーマです」

そうはっきりと言われた、小森さん。

komori01
















作家さんらしい、ユニークな語り口で
幼少時代からのエピソードを披露。

また、ここまでの作品の経緯や裏話などは
それが、作品になるくらいの
もう一度聞きたい、面白さだった。


そして、中盤、お話は、
小森さんが取材してきた、
レスキューや、警備犬や、サルベージ屋さんの
話しへ・・・・。

komori02














 
長い取材活動で、気心知れる友人になった人々が、
全員、被災地の地獄の中で、どんなものを見ているのか?

毎日のように、被災地から送られて来る
メールや、電話で聞いたリアルは
正に、絶句もののお話でした。


家族が行方不明になりながらも、
他人の家族を捜索する任務を果たす隊員さんの話しは、
胸にずっしりとつきささりました。

そして、

自衛隊出身の、屈強のサルベージ業のボスは、
あの濁流に5キロも流されながらも命を取り留めた。

そのボスは、運び込まれた病院で、
一緒に寝ている人々が、次々と亡くなって
行くのを目の当たりにする。

「人って、大切な人の名前を呼びながら、事切れるんです・・」

・・・と、電話口で絶句しながら話してくれたと。

そして、その屈強の男は、
”あるもの”を小森さんに託したいと。
それをもとに、この惨状をいつか物語として
世の中に伝えてほしいと、電話口で号泣されたそうです。


このエピソードのときは、
こみ上げまくってしまって、
僕は司会者であり、インタビュアーであることを
見失いそうになりました。


だからこそ、
我々は、止まってはいけないと思う。と小森さん。



凄い仕事を残し
仕事のパートナーに信頼されるには、

「直にあって、直に話して、
 五感で多くを感じながら、誠意をこめて
 ことにあたる。

 そうすれば、すぐじゃなくても
 ふとしたときに、大きな結果につながります」


まさに、

正真正銘の「ヂカギキスト」小森さん。


消防庁の方に聞いたインタビューノートに
3つの数字を書きなぐったネタをもとに、
3年後にお風呂の中で思いついたストーリーが
「252 生存者あり」という映画になる・・・

という体験があるからこその言葉。



約100分間、
会場の空気の流れが
目まぐるしくかわりながらも
前向きな気持ちで、終わることのできた
ステキな、時間でした。


噂では、新旧の小森作品が
続々と、映画化/ドラマ化されると。

正に、小森さんの大ブレイクイヤーに
なるのかもしれません。



小森さん、辛い話しまで
全部お話いただきまして、
心からお礼を言わせてください。

そして

来場者の皆さん、
本当にありがとうございました!

皆さんの包み込むような
雰囲気にかなり助けられた気がしました。




さてさて!

次回はいよいよ、
2009年夏よりやってきた「ヂカギキ」ですが、

「ヂカギキ1stシーズン完結スペシャル!」

ということで、


ゲストは・・・・この方!



















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4期16年もの間、福岡県知事をされてきた

福岡県知事:麻生 渡 ! 


もう、勇退されるっていうことで、

ぶっちゃけ、色々聞いてみようと!


「ヂカギキ」ならぬ、
「ヂカ知事」します!

詳細&ご予約はこちら!





 うわ〜、何聞こ〜





cromagnon69 at 23:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) お仕事の記憶 | 地方からのブランディング

2011年03月23日

ヂカギキ vol.08 小森陽一氏 明日開催!


毎日、狂ったように時間が過ぎていきますね。

震災関連での様々な救出の話もでてくれば
予断を許さない状況もあり、
今朝は、また震度5をこえる余震が
福島でもおこっていました。

もう、おさまってほしいです。

復興に全力をあげられる態勢をとるためにも、
「原発事故」が落ち付き、放射能の心配が払拭されること。
そして、余震が落ち着いてくれることですね。

昨日、高島宗一郎市長の政経セミナーの
ゲストで来ていた、麻生太郎元内閣総理大臣が、

「今の国のリーダーや、対応に納得いかないという方も
 いらっしゃるかもしれないが、有事の今は
 批判ばかりするんじゃなくて、逆に盛りたて
 一致団結する気運を作ろう!」

と、あの独特のだみ声で、お話されるのを聞きながら
少し、感動しました。
近頃、人の話や、ふとしたエピソードに、グッとくることが
多くなった気がします。


で、その人の話を聞くイベント、明日開催です。

「ヂカギキ vol.08 小森陽一」

A4チラシ画像














おかげさまで、完売しました!

ありがとうございます!





「海猿」
「252」
「トッキュー!!」
「我が名は海師」
ほか、
人命救助や、国を守る特殊な人々を取材し、
それを、映画や漫画の原作として
世に出している小森さん。

今、正に、東日本で活躍されている方々に
想いを馳せつつ、終わった後に、
勇気と、さらに「がんばろう!」っていう
気持になっていただけるよう、
がんばります!!!

御来場予定の方、お楽しみに!


あと、当日の「未着」を想定し、
数名は受付できると、アジアンビートさんの
事務局の方が言われていました。

急遽、行けるようになった!!!

という方は、

アジア・ユースカルチャー・センター
「ヂカギキ」プロジェクト
092-400-6640



まで、お電話でお問い合わせしてみてください!


というわけで、僕は明日のスライドを準備します!!!




cromagnon69 at 09:26|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 心意気系 | 地方からのブランディング

2011年03月17日

救援隊である友人達が、現場で見たことを。


「自粛」「不謹慎」「今はひとまず」という雰囲気の中、
来週の24日(木)に迫った、

「ヂカギキ vol.08  小森陽一氏」
 〜映画「海猿」の原作者に聞く!〜

を開催すべきかどうか悩み、
思いきって市内にある、小森さんのお自宅まで
御相談に行った。(小森さんは南区在住!)


いつも通り、柔らかく真摯な笑顔で
御迎えいただいたのだが、
ひとしきり雑談のあと、
小森さんの顔に神妙な面持ちを感じた瞬間、
こう言われた。


「海猿」「252」「トッキュー!!」「我が名は海師」
それら作品で、とことん取材をさせてもらった、
海上保安庁の潜水士や
「トッキュー」と言われる「特殊救護隊」の精鋭たち、
難破船を引き上げる「サルベージ船」に乗る人たち・・・

彼らは全員、
東日本大震災の現場に行っているんです。


これがどういうことか、わかりますか?





取材当初は、邪魔者扱いされつつも、
真摯な取材の中で、酒を酌み交わす場にまで
呼んでくれ、その後もお付き合いがある方ばかりだと。

そんな、仲良くなってくれた人たちが皆、

「探索・救援」の現場で、「本当に」命を張っていると。



・・・・・・・・この日、予定の倍の
3時間くらい、お話をしていただいた。


その人たちから、
小森さんの携帯にきた、
リアルすぎる言葉の数々を読ませて
いただいた。


レスキュー隊の中にも
当然被災者がいると。


宮城出身で、両親が津波の被害で
行方不明になっているのに、
違う場所で、他人の捜索救護をひたすら
行っている隊員
の話。


サルベージ船のチームとして救援に参加し、
海に漂う、多くの変わり果てた御遺体を
ひたすら引き上げていく、現実の精神状態。

大火災や、猛烈に危険な中にも
必ず出動している、覚悟を決める時の
隊員達の心境の話。


被災地の、本当の、本当の、コトの数々。


そういうお話を聞きながら、
僕は、不謹慎を覚悟で、聞く。


「どうして、そこまでできるのか?」

「どういうきっかけで、そうなれるのか?」

「生と死について、どう感じているのか?」

「我が国に36名しかいないという
 超精鋭のレスキューチーム「特殊救護隊」の
 メンバーの考えや想いや、
 その隊長は、どんなリーダーシップで
 彼らをまとめているのか?」



いかに人が死ぬかではなく、
いかに、人は生かされ、生きようとするのか?
にこだわって、ひたすら書き続けてきた小森さん。


その執念で集められた、
人とのつながりや知られざる現実は、
絶対に、皆さんに伝えるべきだと思った。



そして、小森さんの話を通して、

一番、我々が感じるべきことは、

「平和で、普通に暮らせてる:福岡」

にいる我々が、今本当に、すべきこと。




ある有名マンガ週刊誌の編集長は、
今回の津波で、親族の多くが行方不明になった。

しかし、彼は、現場に行くのではなく

いつも通り出勤し、
いつも通り「マンガ」を出す作業を黙々とこなす。

なぜなら、それが「自分の今の役割」だからだと。



何度も、聞きながら涙ぐみつつ
決心しました。


「ヂカギキ vol.08」

絶対やります。

偶然、震災前に、こうした「救援・救護・警察」の
プロフェッショナル達を取材しつくした方に
「ヂカギキ」に出てもらうことにしたのは、

こうなった今、

小森さんのお話を皆に伝える機会を作り、
その話を通して、現実をしっかり受け止めて
これからを考える場にすること。


それが、今の僕の役割だと確信しました。


「ヂカギキ」ですが、今日、あと30〜40席ほど、
今から確保できるという確認がとれました。

そして、今予約している方には、
まだ一人もキャンセルされた方がいないという重み。


もし、

もし、24日(木)19:30〜福岡市天神での
お時間が取れるという方。
あと少人数ですが、ぜひ皆さんに来てほしいです!


お申し込みや詳細はこちら。(完全予約登録制です)


または、僕の個人メールをご存じの方はそちらへ!
または、
twitter:@cromagnon1969
facebook:Toshiro Koyanagi
で申請して、DMで、もらってもよかです。


この「ヂカギキ」は「福岡県」の事業です。

なので、義援金箱も会場に設置しますね。





小森さんが、その修羅場にいる
サルベージ船の隊員さんに電話で聞いたそうです。


「我々が、福岡で出来ることはなんですか?」と。

その隊員さんの答え。

それを、是非「ヂカ」に聞きにきてください。

ふるえます。



この90分の時間を、
少しでも前に行こうとする、
小さな力になればと思っています。




少々、入りこんで書いたので、
文章がきつかったら申し訳ありません。





cromagnon69 at 12:01|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 心意気系 | 日常インサイト

2011年03月15日

情報。



今日、夜、高島市長(福岡)主宰の集まりがあり、
顔を出した。

予定を10分ほど遅れて入ってきた
高島市長が、初めに話したのは、
やはり今回の震災の話だった。

ただ、これが凄く、リアルに興味深かった。


報道(テレビ)の世界からやってきた
高島市長は、今回のような「有事」について、
福岡の西方沖地震の経験をふまえ、
かなりリアルに状況を見ていると思った。


例えば、今「行政」として最も腐心しているのが

「本当の情報の整理」



今日のお話の中にあった
具体的な話し。


「福岡地区の方にも、強い節電の要請がきている」
という、チェーンメールやtwitterのつぶやきを
目にしませんでしたか?・・・・と。


原発事故と、東京の停電関連のニュースの中で
そうした情報が出ているかもしれないと。
確かに、僕も見た気がする。

ただ、九州電力から、関東に電気を送るにしても、
実際、関東エリアと西日本エリアでは、
電圧が違う。

これを「変電」するにも限界があって、
九州電力、四国電力ほかで出し合うとして、
今回、九州電力が東京電力に送る電気の割当は
15万キロワットのみ。

これは、十分普段の余剰電力で間に合うそうだ。

つまり、節電を強いる要請はない。


確かに、節電はいいことだけど、


そういう「節電すべし」という(不正確な)情報に
敏感になっている人などが、

「正しい情報」通り、通常とおり電気をつかって
営業している店等を見て、強烈に批判したり、
抗議したりして、もめ事になったりしている事実があると。




また、他にも、

「救援物資を集めて送ります!」


という活動の情報が、チェーンメールやtwitterで猛烈に回り、
実際、驚くべき量が一瞬で集まってしまい、
道ばたに山積みになって、早急に受付を停止するしかない
状況となってしまう。

善意の心での活動は素晴らしいけど、
一個人や一企業の備えで、何万人という市民の
行動の受け皿になるのは不可能で、
相当危険な結果にもなりかねないと。


実際、遠くから物資を持ってきたはいいが、
受け付けてもらえず、無断で市役所や区役所の前に
置いて行く人や、ゴミ捨て場に放置されていたものも
あったりしたらしい。



また、他にも、これは福岡に限らず
被災地に「毛布」を送ろうという一般市民の方々の
善意も、被災地用の
「携帯しやすく」「持ち運びもしやすい」ように
作られている専用の毛布に比べると、

一般家庭の毛布は、重く、かさばり、
まとめて送っても、荷解きの手間もかかり
その荷解きの人などの余裕も無い場合が多く
結局邪魔になってしまう場合も多いと。



今、国民の皆は、

何かしてあげたい!

何かしなければ!

という思いで、はち切れそうだと。

その勢いで、行動することも
すばらしいことだけど、

やはり、受け入れ態勢のない所に
扱いが大変な物を大量に送ったり、

「専門知識がなくまた、訓練されていない」
人がいきなり被災地に行っても、
なかなか役に立てなかったりすると。



そうした、

はち切れんばかりの善意を
ただしく誘導して、
100%想いが通じるような環境を整えるのが
行政がやるべき、情報の整理だと。


長くなりましたが、
今日の、高島市長の話には、
リアルに、本当の貢献を考える上で
自分も陥りそうになっていたことに
多々気付かされました。


彼のツイートは
すごく実用的かつ、知らない事ばかりです。
たとえば、義援金は、どう分配されるかなど・・・
ぜひ。




最後に、為末大さんのツイートを。

血の流れが止まれば人は死ぬ。
経済が止まれば国家は死ぬ。
傷口を押さえるのはプロに任せて、
自分は自分の持ち場を守る。
生活を止めない、続ける。
傷口を治せるのは
本人の治癒力しかない。

今こそ国に力を貯めておく。




cromagnon69 at 00:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日常インサイト | 心意気系

2011年03月14日

福島第一原発。


自然の猛威の極みともいえる、
なすすべもない、大津波。

人間の文明の極みともいえる
原子力発電所の事故。


この映像は衝撃的です。






枝野官房長官は、記者会見で

原子炉を覆う格納容器は、
健全だという報告を受けた。
放射性物質が大量に飛び散っている可能性は
低いと考えている

と言われています。

原子炉格納容器って、
こんな水素爆発にも耐えられるように
作られているのだと、思う反面、
この爆発が、全くダメージになっていないとも
思えない・・・と考えると、
ものすごく怖い。


ニュースで見ている、向こう側には、

現在の状況と真実を
想像を絶するプレッシャーで分析し
決断し、行動している人々がいる
と考えると、もう、祈るしかない。


今できることはなにか?


募金と献血しかないのか?









cromagnon69 at 17:31|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 日常インサイト 

2011年03月13日

”友達”


福岡の救援物資の集積を、
自らの事務所を解放してやるという会社。

今日、現場を見にいったら、
もう午前中で、ものが入らなくなったとして
受付終了をしていた。

持っていった人の中には
がっかりした人もいたかもしれないけど、
半日も経たないのに、そんなに集まるという
事実に、かなり感動した。

俺、まずは、寄付と献血を決意しました。




で、今日、かなり感動したこと。



「轟く雷鳴作戦(operation rolling thunder
            =ベトナム戦争の北爆)」、
「砂漠の嵐作戦(operation desert storm  
            =湾岸戦争)」、
「誇り高き鷲作戦(operation noble eagle
            =アフガン報復攻撃)」

これらは、過去アメリカが戦争してきたときに
かならず命名してきた「正義の戦争」のために
作戦名称だ。

プロパガンダの国、アメリカ。

悪く言えばそうだけど、
こうした「名称」をつけることで、

「戦意高揚」や「気持ちを一つにする」

ということをやらせたら、
右に出る国はないと思う。

普段なら「演出だ〜」とか「狙い過ぎ!」とか
思っちゃうが、今回の「オバマさん」のこれには参った。

以下、
オバマ大統領が、今回の大地震の被災地へ
救援援助にいく、海兵隊の出発の際に送った
演説だという。


もう。。凄いです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おはよう、諸君。


後一時間足らずで、諸君ら140名は、

極東に向かって旅立ち、史上最強の敵と交戦する。

時を同じくして、世界各地の米兵たちも、

他の35隻の原子力空母で、

同様の救助に向かう行う手はずだ。

諸君がまもなく赴く戦いは、

人類史上最強の救出活動となるだろう。

そう、人類史上最強の・・・・


人類・・・・・

この言葉は、今日、我々全員にとって、

新たな意味を持つ。

地球に対する今回の暴虐行為に

少しでも意味があるのなら、

それは我々人類が共有するものの大きさに

気づかせてくれた

という点につきるだろう。


今回の侵略は、

この惑星で共に生きるのがどういうことかを、

新たなる視点から見直させてくれた。


人間同士の無数の差異など瑣末事でしかないこと

痛感させ、

共通の利益というものの意味を実感させてくれた。


そしてさらに、
歴史の方向を変え

人間であることがどういうことか

をも定義し直してくれた。


今日このときより、

世界の諸民族と諸国家が

いかに深く相互に依存しあっているかを、

我々は決して忘れることがないだろう。

諸君は日本を愛し、

この日本を守り抜くために自らの才能と技術を差し出し、

命すら投げ出す覚悟を固めている。


諸君と共に戦列に立てることを、私は心から誇りに思う。


3月11日は日本の祝日だけではなく、

地球上のあらゆる国家が肩を組み、

こう叫ぶ日となるだろう。

”我々は決して従容と死を

      受け入れたりしない!

 我々は生き続ける! 

       生き続けてみせる!”と。


その日こそ、我々は真の独立記念日を祝うのだ!


アメリカ軍作戦名はこうだ。


「Operation Tomodachi」


・・・・・・・・・・・・

ニュースで、沖縄の失言もあって、
その配慮が・・・とかなんとか
言ってる評論家もいたが、日本のためにこれだけの
準備をしているのも事実でしょ。

そして、
核の恐怖を、
唯一犠牲になることで
世界に示した日本が、
再び、
地球という星に住む者の宿命を、
人類の代表として、
乗り越えようとしていると定義する、
オバマ大統領の言葉は、

すごいじゃん!って、
素直に思ってしまいました。


長友選手が、
お辞儀パフォーマンスしていたけど、
いっそのこと、

「tomodachi」

が、世界共通語になればいい!


もう、なんでもいいから、小さなことでも
いいからやりましょう!











cromagnon69 at 23:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 心意気系 | 日常インサイト

2011年03月12日

東北・関東 M8.8大地震発生



未曾有。

友人が言った。
地球が苦しいよ・・・って言ってる気がすると。



何十億年の地球の歴史の中では、
もしかしたら、今の人間が暮らしやすい「バランス」なんて
針の先くらいの期間なのかなとか
思ってしまう。

だんだん、未曾有なことが
沢山おこってきてる。


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近頃多い、ディザスタームービーって言われる類いの
大災害映画の中で、ものすごいCGで作られたシーンに
驚嘆したりした。


けど、

本当におこってしまったそれが、
テレビで克明に映し出され、
息苦しいほどのシーンの連続だ。


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あまりにも酷過ぎて、
ブログに安易なお見舞いなんて書けない・・・・。


なぜなら、おそらく想像を絶する数の方々が
人知れず犠牲になられていることが、予想できるから。




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マグネチュード:8.8 
震度:7以上
最大津波の高さ:10m以上


地震が治まった・・・って思った後、
1時間もしないうちに襲う、
時速30キロのスピードの巨大な津波の濁流。
押し流される家屋や車。
そして、漏電によっておこる火災。


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原子力緊急事態宣言という
未知のレベルでの対応を迫られる
原子力発電所。


街を飲み込む大火災。

岩手県の住田町や大槌町など
発生後20時間を経ても、町自体と連絡が
とれない地域があるという現実。




九州新幹線全線開通という
日本の歴史的一こまに、
そして僕らの人生がその瞬間に
この世に命を受けていた感謝を感じていた今、

皮肉にも、
正反対の歴史が刻まれる日になってしまった。


今は、

一人でも多くの方の命が助かること。

それを祈るしか無い。


僕は、あのスマトラ沖地震で、
大切な友人を失った経験がある。
それを聞いた時の殴られたようなショックは、
死ぬまで消えることはないと思う。


そんな同じ思いの人が
どれだけいることか。



後日・・

この災害の全貌が明らかになり、
おそらく、日本国を挙げての復興協力活動が
必要になる位の、
未曾有の規模の被害であることがわかると思う。





そのとき、
すべての情報を扱えるマスコミさん。

批判や恐怖を喚起する内容は
必要最低限にして欲しい。

そして
この大災害復興を契機に、

他に類を見ない、

日本人のすごさや、
優しさや、
民度の高さや、
前を向こうとする強さを
今一度、世界に示し、
日本人が一つになるような
雰囲気を作っていける・・・

そんな報道を、沢山、期待します。




ともかく、行方不明の方々
そして、
今、この瞬間に助かる可能性があるのに、
発見されず、救助を待っていらっしゃる方が
一人でも多く、助かりますように。







cromagnon69 at 12:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日常インサイト 

2011年03月09日

九州ってマジでステキじゃね。って思った。


こんばんは。




連日、九州新幹線開通にからむことばっかし
書いてます。

ネタはつきないですが、
このブログって、案外九州以外の方も沢山見てくれていて、
それだけに、この歴史的な「日本国九州」の
一大イベントを、少しでも多くの人に
一緒に感じてくれたらな・・・・

と、一丁前にパブリックマインドあふれる心境です。



で、今回は、いよいよ開業の時を迎える
九州新幹線。

開業に先立つ、2月20日。
車載カメラを積んだ新幹線が、鹿児島〜博多までを
走りました。

事前に参加を呼びかけるCMもやってましたね!
あの感動的な1日が、ついにCMになってます。

そろそろ、流れるのかな?

せっかくWEBなんで、
一番長い180秒をご堪能ください!!



こういうことやっちゃう九州って、

なんか、良か〜。












cromagnon69 at 23:30|PermalinkComments(5)TrackBack(0) マーケティング | 地方からのブランディング

2011年03月08日

博多駅が開いた週末。



おつかれっす。

昼下がりの、我らがオフィス。
午後のコーヒーが、淹れなおされて、
コポコポといい香りが充満しています。

bbdo-office2011 















う〜ん。のどかっていう言葉は会社にはよくないかも・・・
ですが、のどかで好きな時間です。



さて!

もう、水曜日になってしまいましたが、
今朝の朝刊!

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博多駅に、累計138万人!
天神は、初日売り上げ増!


いろ〜いろ言われてましたし、
今も言われとりますが、
ついに、博多駅ビルがオープン。

あの規模だし、さすがです。もう138万人!




僕も、早速、土曜日に天神ぶらぶらしましたが、
これが、案外、人がいる!

パルコさんにも遊びにいきましたが、
どのフロアも、まんべんなく人がいる。

もっと、閑散としてるのかと
心配していたけど、そうでもなかった。


打ち合わせして、夕方前にも、またぶらぶら。

さらに人が増えていて、
地下鉄から、人がぶあ〜って来てた。


完全に回遊している感じ?


けど、これは福岡市意外からの人達が
博多駅にきて、どうせだし
天神にもっていう流れだと思った。

ただ、年配の女性の姿が、如実に少なかった!
というリポートもありました。
岩田屋三越さん、いかがだったでしょうか?



僕のまわりの人達に聞いた。
博多駅ビルに行く目的は何??

すると、こたえはこうだ。


珍しい食べ物店とか、スイーツの店とか!


こういうこという人が8割以上。



開業フィーバーが終わり、
落ち着いてくると、どうなるんだろう。

確かに、ファッションのお店は、
天神にもあるものが、多数、博多駅に入っている。

だから、ファッション関連のお店は
徐々に「仕事圏」「生活圏」によって
便利な方で使い分けしていく・・・

という感じになっていくのかなと。


ただ、大人の女性は、
それなりのものが、一気に見られる
博多駅ビル(阪急)は、魅力!

という感想もありました。


ただ、僕も含め、食べ物屋は魅力ある。
矢場とん、行きたい!
クリスピーも買ってない。


けど、これまた天神で働いていて、
仕事終わりの飯を、博多駅まで足を伸ばすのは、
少しイベントっぽくしないと(笑)
なかなかしない気がする。



だから、九州新幹線全線開通が、
また巨大な人々を運んできてくれて、
その人達が、博多駅〜キャナル〜そして天神と
回遊してもらえば、
福岡の「ニギヤカ化計画(そんなのねぇか?)」は
成功するんでしょうね。


ということで、
博多の人に、天神に来てほしい気持ちを
素直に描いた、パルコCMを、4連発でどうぞ!

【パラパラ篇】

 
【どじょうすくい篇】


【脱ぐ・・篇】
 


【洗う篇】
 


むむむ〜。。。ゆるい!最高。 





博多の次は、パルコにせんとぅ?

博多の次は、天神にせんとぅ?







cromagnon69 at 19:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング | 地方からのブランディング

2011年03月02日

DOG×POLICE:知られざる「警備犬」の世界



「警察犬」ってよく聞きます。


地面を這うように、匂いをかぎながら、
犯人の痕跡を追う役目を果たす犬です。

それに対して「警備犬」

こちらは、その素性をはっきりとは
明かされておらず、我々、一般人にとっては
未知の組織。


この特殊な世界が、映画化されることが
先日、2月26日にリリースされてます


災害援助から、犯罪者の「制圧行動」までをこなし、
人命の「盾」となる役割を負うという、
まさに、一般人が知らない「特殊な訓練を受けた犬たち」。

優しく、便りになる「救出活動」から
凶暴とも言える「犯人制圧活動」までを
一匹が役割を果たす、スーパードッグたち。


この、未知なる警察組織の映画化ですが、

主演は、現代の「熱いい男」市原隼人さん。

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「ハンドラー」と言われる、
この「警備犬」を訓練する警官を演じるんだそうです。

「ROOKIES」以降、大ブレイクした
市原さんが、本気で訓練しているということも
話題になっているようで、今年10月の公開に向けて
また、盛り上がっていくんだろうなぁ〜と。



では、なぜこのニュースを取り上げたかというと、

この「DOG×POLICE」・・・

取材/原案が、
3月24日(木)開催の「ヂカギキ VOL.08」に
出演いただく、

小森 陽一さんだから!

A4チラシ画像











しれ〜っと、凄いプロジェクトを
沢山かかえとんしゃぁ〜感じの小森さん。
先週も、色々と「取材」させてもらいましたが・・・


この小森さん・・・・

実は、福岡市南区在住!!



そう。ずぅ〜っと。

だから、あの「海猿」の取材も
福岡の沿岸警備隊の船に度々のられていたと!


なんで東京に出ないんですか!?


・・・って当日質問します(笑)!


あと、どうやったら、
福岡在住の人が原作したものが、
漫画になったり、映画になったり
できたんですか!?
できるんですか!?

・・・って当日質問します(笑)!



ということで、
今週から「ヂカギキ VOL.08」の
チケット正式販売開始しとります!

下記から、申し込んでください!


・・・・・・・・・・・・・・・・・

[イベント開催概要]

■「ヂカギキ VOL.08   映画・漫画原作者/作家:小森陽一氏
■開催日 2011年3月24日(木)19:00開場 / 19:30開演
■場所  アクロス福岡3階「こくさいひろば」

■住所  福岡市中央区天神1−1−1
■チケット料金 一般1,500円

※120名限定、売り切れ次第販売終了

◆オンライン予約はこちら!
◆電話予約はこちら↓
アジア・ユース・カルチャー・センター
電話:092−400-6640
(受付時間:10:00〜18:30)





cromagnon69 at 23:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) お仕事の記憶 | 地方からのブランディング
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小柳 俊郎