2013年06月13日

2013年06月13日

「司会」をやる方へ(笑)◆船ぅ戰鵐箸領れの実践編


1回書いて気付いた。笑

ブログという、皆が読んで楽しいとかためになる!
という場に、司会だのモデレーターだのの
ノウハウとかって、何人が必要やねん!と!

なんで、打ち切ろうかとも思いましたが(弱すぎる!)

少し関係あるとすれば「プレゼン」や
物事の説明会の説明役なんかも同じかもしれません。

トークイベントの「司会」「モデレーター」は、
会場の雰囲気から、全体の流れまでもコントロールする、プレゼンターです。
自分はイベントの司会とかはしないけど、多数の人に向けて何かを説明する! という機会が、ちょっとでもある人には役にたちかもしれないな〜と。
まあ、皆さん自身を、色々置き換えて読んでみてください!



前回から書いている「ヂカギキ」は、
私が、ゲストにスライドを出しながら質問し、
それに答えてもらう。

それを、約150名の監修が「ヂカギキ」するものです。

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もし、そこにゲストがいずに、
前インタビューした「土産話」をしてくれ・・・

と言われたら、それはイベントではなくなりますが、
頼まれた僕は、おそらく「ヂカギキ」と同じノウハウで
相手に(皆に)お話するでしょう。

普通の物語の流れは、俗にいう
「起・承・転・結」ですね。

これになぞらえて表現すれば、
私のトークイベントにおける、話の流れは

「結・起・承・転・結・さらに結 」

です。

最初に「結」がきます。

前回も書いた、

最初にゲストの凄い部分をたっぷり披露する。

様々な話を聞くにしても、今、その人がどうすごいか?をたっぷりと最初に話す。
つまり、イベントで色々話すのは、その人の「結」部分が魅力的だから、話を聞きたいのです。
だから、「結」がまず来るという意味です。

けど、なぜわかりきった功績を最初にたっぷりやるのか?

普通にイベントにいくと、普通に「起」で始まるものが沢山あります。

そこにいる観客は、皆、その人が何やった人で、
どういう功績があるとか、全員が知っています。

普通に考えれば、その功績をわざわざ時間を使ってトレースするのは無駄なような気もしますね。
しかし!そこに集まったお互い知らない人達は、ゲストのことを知り抜いていても、そこに集まった知らない人同士で、その人の功績を再度確認したいのです。そうすることで、観衆の間の一体感や、共有感は大きくなります。

なので、かならず最初に「結」とも言える、
最終的にこんなんなってるんですよ!を、冒頭にやるべきですね。

そして、起承転・・ときて、
最後は「結」ですが、もう一個「結」です!


なんやかんや、皆さんの興味は「今のゲスト」にあるのです。
メインにすべきは、「最後の結」を、深堀して、
観衆の、これが聞きたかった!
にいくつヒットさせられるか?
が勝負どころですね。


文章で書いてても、わかりにくいので
ヂカギキで実際つかったスライドを見ながら、
どんな流れでやってきたかを、追ってみましょう!!



今回は、2011年4月に開催した
当時の福岡県知事の麻生渡氏をゲストに迎えた会で説明します。

それまで、企業人や文化人が主流だったゲストに
4期16年という県知事の任期を務め、
知事引退を表明されていた、麻生知事がゲストでした。

福岡県のイベントだった「ヂカギキ」なので、
職員の方も、みなピリピリでした(笑)。

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「ヂカギキ」ならぬ「ヂカ知事」だと。

ヂカギキも9回目を迎え、シーズン1が完結ということにして特別感を出しました。

会場は超満員。120名定員に、170名くらいおしかけてました。


まずは、これまでの実績です。
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ここの観衆は、1500円という対価を支払っています。

なので、最初にこのイベントが単なる思いつきではなく、
過去何回も行われ、成功しているよ!ということを示す事で
安心感と期待感をきっちり抱いてもらうためのスライドです。

まあ、主催する方は、自分でハードル上げる作業ですね。笑

そしていよいよゲストの紹介&呼び込みです。

ここから「結」が始まります。

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「日本最高の地域経営者」が今回のゲストの、最も分かりやすい称号です。
その称号とともに、登場していただきました。

席についていただいた、知事と雑談や、
観客への感想、または観客に知事の感想などを聞きます。

いわゆる「アイスブレイク」ですね。

観客に、地元アイドル「LinQ(リンク)」のメンバーがいらっしゃって、その絡みも、雰囲気をよくしてくれました。

で、このスライドです。

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福岡県の「歳入」は、1兆6000億円もある!
という「トリビア」で、福岡県という規模の大きさを感じてもらいます。

そして「日本最高の地域経営者」と言われるゆえんの一つを提示。

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難しい資料ではなく、下世話な週刊誌記事を使用。

全国知事の「ワーストランキングで最下位=ベスト1」を、皆で共有します。
福岡人は、地元を褒められるのが大好き!
そのナンバー1の立役者どころか、行けるベスト1が、目前の麻生知事です!という感激を、客席で共有する雰囲気にもっていきました。

ここまでが、冒頭に置ける「結」です。

要は、こんな凄い人の、色々な話を
いまから90分聞ける!という期待感に不足はありません。

そして、定石通りの「起」から。

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このスライドで、まずは「生い立ち」から聞くぞ!
と宣言しています。
このスライドで、観客は話がどう始まるかを自然に理解してくれます。

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まだまだ、「父親」「戸畑」といったスライドもあったのですが、
厳しい時代の中で、我々も知らなかった文化を知るエピソードも語られながら、麻生知事の幼少から青春時代が語られました。具体的なエピソードなので、非常に感情移入しやすく、最初には最適な時間となります。

そして、大学時代から社会人への流れは「承」

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観客は、ほとんどが社会人。
社会の荒波、しかも官僚という非常に厳しい毎日の話はリアルで「承」のパートも、グイグイ引きつけられました。

そして「転」へ。

官僚としてがんばっていても順風満帆だったはずなので、突然福岡知事に立候補!正に「転回」の局面です。

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正に、様々な葛藤や人間ドラマが語られました。
普段意識しない、県知事さんが重ねてきた人間的な苦悩や喜びなどを共有します。

そして「結」へ。
いわゆる、ここからが、このイベントの深まりです。

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これらの言葉は、すべて当時の麻生知事の言葉からピックアップしました。
ゲストも想いを込められて、聴く観衆も、なじみやすく分かりやすい。そんなテーマがあれば最高です。

ここまでで、約75分。
90分からは少しこぼれそうですが、
県知事(当時)だし、いいか!県の施設だし!ということで

ここからが「さらに結」の時間。

観客は、かなり、ゲストに感情がいい感じでのっかっています。
まるで、幼少時代からの知事を、それぞれに頭に描いてきているはずだからです。

そこで、もっと深く聞きたい。
ちょっと、人間性にもふれてみたい!というのが観客の想いだと思うのです。

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さらに、聞きますよ!と。

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官僚とか、選挙とか、難い話が続いているところに
このスライドは出るだけで、会場が沸きました。

知事も、笑顔で、なんだよ、おまえ〜!という感じ。いい雰囲気でした。

さらに、

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職員から、知事は良く怒鳴っていたというエピソードをもらっていました。
しかも、妥協を許さない姿勢が、すごかったと。

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この辺は、絶対皆聞きたいはず!と思ってクライマックスにもってきました。


開催されたのは、震災直後。

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柔らかい話題から、最後にはしっかりと、本当に聞きたい方向にもっていく。そうすると、非常に流れがしまっていきます。

そして、最後の質問。

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戸畑で育ち、通産省の官僚にまでなったと、
福岡県知事を、16年つとめて、下世話な週刊誌も
認めざるを得ない手腕で、福岡県をひっぱった人。

そういう人の、一言一言が、どうしたら、
観客に深く響くのか?

そのテーマで、スライド&質問を紡いでいっています。

これは、実例としてあげましたが、知事の話の記録はこちらです!
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ちょっと、くどくて、長くなりましたが
いかがでしょうか?


これは、大きな流れの参考例ですが、
実際は、もっと細かいテクニック的なことや
必ずやってることなど、まだまだたくさんあります!

今日は力尽きたので(笑)、
また書きます〜

あなたの日常のプレゼンや、仕事での一助になればと!



では、また!






cromagnon69 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)プレゼン/司会のノウハウ | 日常インサイト
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