2013年08月
2013年08月17日
うらやましいシゴト
ずっとシゴトしてきました。
隣の芝生が青く見えるような、
あまちゃんな年齢も過ぎ 、
自分のおかれたシゴト環境などを冷静に
かつ客観的に見れる年齢になった今、
いろんなメディアや、知り合いの方々や
そのまた、知り合いの方々など、
様々な方々のことを知っていきます。
すると、
ライフスタイルとか、
勉強の仕方とか、
アウトプットの仕方とか、
ステキな肉体とか(笑)、
オトナの男として「こんなのいいな〜」って
うらやましく思う人が、
僕のアンテナに引っかかって来ます。
まあ、「うらやましい」って言って時点で
おまえ駄目だぜコヤナギ
って言われそうですが、
「う〜む、この人のシゴトの仕方は凄い!」
という人も自分の感覚に引っかかって来ます。
一般的に凄いっていうのもあるけど、
自分の理想に近いと・・・
皆さんもそうかもしれませんが、
「どんなシゴトをするか?」
は、自分の存在を世に示す意味でも
すごく興味があることだと思います。
そんな中。
広告やコミュニケーションのシゴトを
生業とする僕の中で、ここ数年すごくその
「シゴトの仕方」「やってるシゴト」
がオモロそうだな〜って思ってる人がいました。
その方がこちら。
トランジットジェネラルオフィスの代表
中村 貞裕(さだひろ)さん
で、この人は、何屋さんなのか?
こんなお仕事をされています。
まず代表的なのは、カフェ「sign」(写真は代官山)
代官山の目印カフェとして、もう定番の
クソお洒落なカフェです。
このカフェのプロデュース。
また、話題になったものでは、
「世界一の朝食」で有名な「bills」。
うまそ〜や〜・・・。
中村さんは、
この「bills」の仕掛人。
圧巻なのは、2009年に完成した
世界最大級と言われる「SOHO」ビル
「the SOHO」
中村さんは、
「the SOHO」の総合プロデュース。
他にも、中村さんの会社
「トランジットジェネラルオフィス」
のホームページには、目もくらむような
かっちょいい空間
話題の場所
の実績が目白押し!
そう、単にかっこいいだけではなく、
そのすべてが「話題になる」こと。
ちなみに、さっき書いた「the SOHO」の
プロジェクトには、こんなメンバーが参加されていると。
*ホームページより
この写真の一番左の、中村さんは、
あくまでも、プロデューサー。
どうして、こんなカッコいいシゴトが
出来る様になったんだろう?
どうやって、こういう凄いメンバーを
集めてシゴトが出来るんだろう?
さらには、これからどんなことが
やりたいんだろう?
BONDの編集にかかる度に、
一度どこかでお話を聞きたいとずっと思ってきました。
すると、こんな本を中村さんが出されたのです。
僕は、飛びつくように買って読みましたが、
その極意は、
究極のミーハー精神にある!と!
スケボーも、バンドも、DJの練習も
何をやっても、続かなかったという中村さんが
自分の才能は、浅く広くを極めた
「スーパーミーハーしかない!」
ということに気付いてから
すべてが吹っ切れて・・・というストーリーが
語られていました。
「もうこれは会って、
お話をお聞きするしか無い!」
と思っていた矢先!
福岡パルコの立ち上げの時にお世話になり、
現在は、伊勢丹に移って暴れている(笑)
柴田さんに、何気に電話したら
「ヂカギキに呼べば?」って
ふつ〜に、繋いでくれたのです!
というわけで、
この中村さんを、
ヂカギキにお呼びします!!!!
福岡に居ながらスゴイ人に
「ヂカ」に話を「キク」=「ヂカギキ」。
90分間、僕があらゆる角度から
中村さんに「ヂカギキ」していきます!
お盆で、まだエンジンがかかんね〜!
っていうあなた!
お盆明け、8月23日に開催します。
夏の終わりに刺激を受けまくって
福岡でデカイシゴトにつなげてください!
1500円ぽっきりっす!笑
(さすが福岡県様のイベント!)
完全事前登録制なので、
当日入場では入れません!
参加希望者は、下のリンクからいますぐ登録してください。
「ヂカギキ Vol.14 中村貞裕」登録フォーム
アクロス福岡1F 円形ホールは
120名しか入れませんので、定員で締め切られます。
<ヂカギキ Vol.14 中村貞裕氏>
■開催日 2013年8月23日(金)19:00開場 / 19:30開演
■場所 アクロス福岡1F 「円形ホール」(福岡市中央区天神1-1-1)
■チケット料金 1,500円(税込) ※120名限定(先着順、予約登録制)
■問い合わせ先
「ヂカギキ」プロジェクト
・アジアンビート / 092.400.6640 (10:00〜18:00 土・日・祝を除く)
■主催 asianbeat
□申し込みは>>>ヂカギキ Vol.14
お待ちしてます!!!!
2013年08月16日
お盆ミッション
皆さん、盆休みは終わりましたか??
ご無沙汰です。クロマニヨンです。
僕は、盆休み=行楽!というイメージはあんまりないです。
だいたい実家に戻って、法事とかあったり、
墓参りしたりして、実家の親と飯を食ったりする・・
っていう、世話になってきた親への不義理のツケを
何十分の1か返す・・的な印象がありますね〜。
皆さんはいかがですか?
とはいえ、3日も帰っていると
やることが無くなるのはわかっていたので、
今回の盆は、
コンテンツに触れまくる!
というテーマで休むと決めてました。
で、この3日間のミッションはこの4つでした。
◆MISSION:01 「半沢直樹」(笑)
はい。
実は、1話も見たことなかったです。笑
なので、こそっとこの休みに、
一気に五話までを見倒しました!
「おもしろい!」という周りの評判に
思いっ切り懐疑的な僕でしたが・・・・
完全に面白かったっす!
はい。ミーハーです。
劇中、主人公が嫌がらせする会社の先輩を
見事、形成逆転して「おぎそー!」とか
呼び捨てにしているシーンなんかで、
普段、完全にドラマなんか見ない
日本中のサラリーマンが溜飲を下げまくっている
シーンが目に浮かびまくりました。
主人公も完全無欠じゃないし、
そして、働く男としての理想が熱いし、正義だし、
たまらん要素が、完璧に揃ってますね〜。
リアルなオトナ版の少年ジャンプ的な匂いでした。
で、
それでもありあまる時間の中、
大牟田唯一の映画館で、2作品!
◆MISSION:02 「ワールドウォーZ」
僕が崇拝する、ブラッド=ピットが、
初めて?な感じの、パニック映画ってことですが、
原作が壮絶に面白い!という期待もあいまって
ソッコー鑑賞しました。
一言。
早いゾンビは怖い!
あの「ゾンビ」は、のそのそ来るから怖い!
という話もした覚えがありますが、
ウサイン=ボルト並みのスピードで
追い掛けて来ます!怖し!
2時間グイグイひっぱる感じで、飽きませんでした。
途中、こりゃぁもうゾンビなった方が
楽だな〜とか思ってました(←ブラピにはなれんな)。
あと、俺も50前になったら、ロンゲにしようと
思うと友人に言ったら、バカにされました。
◆MISSION:03 「パシフィック・リム」
ねぇねぇ、そこの旦那。
この映画、
クソオモロかったっすよ!!!
超リアル鉄人28号や、ガンダムのザクや
ガンキャノンが、超クイックに動くゴジラが変態した
ような「KAIJU」と戦う映画・・・・
って書くと、そんだけかい!
って思われそうやけど、人類とKAIJUの戦いが
5年も、10年も続いている・・・とか設定がいいです。
そしてロボットを操縦するのは、
正に「ライディーン」のそれだったりと、
すっかり子供のころのワクワクを錆び付かせた
40代のひからびそうな男が見たら、
完全復活できます(かな?)。
おすすめです!
◆MISSION:04 「海賊と呼ばれた男」
いまさらながら、お盆中に読了しました。
もう、下巻の途中、ジュワジュワ目頭が
熱くなってる自分は、単純なのか?
とか思うくらいの熱い話でした。
日本人としての「自信と誇り」を持ち続けろ。
国岡鐵造店主にお会いしたかった。
ガソリンは、IDEMITSUでしか入れられません。笑
どうですか?
この「話題になってるのばっかし」トレース!
一応、広告マンなんで、
流行りものは、オサエる・・・的な感じでもあるのですが、
今のマーケットや、人々の意識がどういうものを
欲しているのか?
っていうのを、最も映し出すのが、
「ドラマ」「映画」「小説」
っていうのは、昔から変わらないと思うのです。
しかも、様々なメディア、ソーシャルメディアや
ソーシャルアプリの登場や、
企業が製品ブランドに「ストーリー戦略」を
当たり前に盛り込んでいる、この2013年の
煮詰まってる位のこの時代に、
話題になるコンテンツってなんだろう・・・
と思って、潔く流行りものに身をさらしました。
4つのミッション(?)は、
洋邦入り交じっておりますが、
共通して感じた事は、
成熟しきった今の時代への
アンチテーゼ
でした。
半沢直樹さんは「会社」という組織体で
おそらく役所に並んで、がんじがらめそうな
(イメージの)銀行という組織体の中で
純粋な理想をベースにギリギリの戦いを
「リアル」にやっていくところ。
映画2本は、世界/人類滅亡です。
ここ6〜7年、映画はずっと人類滅亡です。
世界マーケットは、世界や地球に不安を
抱き続けてることがわかります。
「海賊と呼ばれた男」は、
日本が敗戦後、再起して大発展していく、
正に「成熟前」に、のたうち回って、
「まっすぐすぎる信念」で、日本を支える
企業人の物語です。
人々は、ハイテクとか成熟社会に
もう飽き飽きしているんじゃないか?
という、マーケティングテーマで
色々なコンテンツが作られているような
気がしてならない気がしました。
それは、良い悪いではなくて、
現実的な皆の気持ちなのかなと。
時代の雰囲気を、上手に汲み取る雑誌
「クーリエ」さんも今月こんな特集です。
不要な「モノ」「時間」「人間関係」を捨てろと。
ソーシャルメディアを3日「断食」してみろと。
他人が夜何食った!とかを、チェックするのに
人生の時間のどれだけを裂いて、
それが、どれだけあなたを幸せにするのか?と。
確かに・・・
なんとな〜く、皆気付いているこの
今の雰囲気。
シンプルに。
本質に原点回帰する。
このへんをテーマに、色々考えてみたいと思います!