2017年01月

2017年01月10日

『ミノトール』恐るべし!


昨年末に購入した、ある服が素晴らしすぎるので独断と偏見で、ここに書きます。
あ、ステマでも、ネイティヴアドでもないです(笑)。

その服がこれ。

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(左は、お見立てしてくれた、野俣くん(^^))



僕が来てる、シンプルな、ブルゾン?カーディガン?ダウンジャケット?

ブランドは
『MINOTAUR(ミノトール)』

何が良いかって、その『触感』『機能』『デザイン』全部。
見ての通り、徹底的なミニマルデザインな上に、触った誰もが、

『何これ?』

と、間違いなく言う『触感』。そう超超柔らかく、木目が細かい、未体験の素材!!
そして、その上、物凄く『軽い』!!
なので、羽織った瞬間に、ふわっと包まれる『着心地』が、マジで病み付き。

しかもしかも、中にはポリエステル綿の20倍、天然羽毛の2倍暖かいと言われる、天下の『3M』社が開発した『シンサレート』が入ってる。

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そう、入ってる…はいいが、
冒頭の写真を見て貰えばわかるように、全く縫い目がない。ダウンは、たくさん縫い目がありますよね?

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それが、するーっとしてる。
縫い目がない。

溢れる未来感(^^)。

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従って、驚くべきほど温かい。
今年の初詣は、暖かかったとはいえ、半袖のTシャツとこれだけで、うろうろした。
地元のお寺で雨がふったが、この素材は、

防水だ!


今回、前から好きだった『ミノトール』が、完全に抜けてきてる!
と感じて止まないのです。

他の服も全部同じコンセプトで、店に行くと、一見同じようなモノが並んでますが、考えられている事が深い。たまらん。

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ミノトールは、おっさんのブランドではないぞ!と怒られるかもしれないが、年男48歳の僕が、おっさん的検証するに、

『圧倒的着心地』
おっさんは、ゴアゴアのジーンズやゴリゴリのミリタリージャケッドやレザーも大好きですが、私生活で優しくされない事が多くなってくると(笑)、こういう『あ〜幸せ…』な、着心地に甘えまくりになるのだ。

『圧倒的機能性』
おっさんは、スペックと物語が大好きだ!
シンサレートだの防水だのが、この着心地に装備されると、さらに萌えるのだ(笑)!


『圧倒的シンプルデザイン』
おっさんも、シンプルな服をかっこよく着るという、ファッションの最大課題と、やっと向き合える年齢になった。
ミノトールのデザインは、そこの後押しが半端ない。


近頃は、『DENHAM』やら『ループウィラー』やらの、大好物ブランドともコラボしてたりする。これがまたかっこええし!

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このブランドは、福岡出身の『泉 栄一』さんが立ち上げたもの。
個人的にもお知り合いですが、センスオーラ半端ないです。


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興味ある方は、この写真を拝借した、インタビューもどうぞ!

だから、直営店が、東京と「福岡」のリバレインにあります!

僕は、ファッションの人でもなんでもないので、偉そうに言うつもりは毛頭ないですが、一応、服好きとして思うことは、
凄い服は、色々たくさん買っても、

そればっかし着てしまうヤツ

ですよね。


極限までシンプルなデザインと、
考えうる最新テクノロジーを使って、
最高の心地よさと機能を追求する
『ミノトール』。

そのラインナップ見てると、
服だけではなく、全てのクリエイティブなことは、ほぼ同じことの追求だと気づかされます。

作り手にとって、

シンプルは、物足りない。
シンプルは、ソワソワする。
シンプルは、不親切な気がする。
シンプルは、才能のアピールが足らないきがして怖い。

けど、
この圧倒的物質&情報社会では、
本当にぶっ刺さるようなシンプルなものの良さは、
解る人には、ちゃんと理解されるんだと思う。



あ、だから、おっさん。
一緒に反省しましょう。

後輩への説教もシンプルで。



cromagnon69 at 18:28|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 日常インサイト | マテリアル

2017年01月08日

天神大改造がマジで始まる

2017年も、もう10日あまり。
正月休みから、すぐ三連休で本格的に全開になるのは来週から!って方も多いですかね?

さて、今年一発目の話題はこれです。

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「天神ビッグバン」第一弾ビルの計画発表!


先日、このビルを計画する「福岡地所」の榎本社長と、高島福岡市長が一緒に会見されてました。

「天神ビッグバン」

とは、2024年までに、天神地区の30棟のビルを建て替え誘導しようという大胆な作戦。福岡市が定める「天神ビッグバンボーナス」の規定をパスするデザインなどの計画であれば、規制を緩和したり様々な協力を得られるという仕組みになっている。

だから、今回の発表は「単に、天神のビル建て替えるってわけじゃねぇぜ!」という意思を示すもので、写真のごとく、かなり攻めてる、ガラスブロックが積み重なったようなデザインだ。


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この建物をデザインする、九州大学出身の建築家「重松象平」さんという方が所属する、オランダの設計事務所「OMA」という会社は、中国にこんな建物を建てている。


chinabiru


これは「中国中央電子台」。つまりテレビ局の社屋だ。
この位、ぶっ飛ぶこともできる会社に任せた!というのは、なおさら「どういう意味か?」を発信していると思う。

福岡の勢いや注目のされ方は、我々が普通に暮らしていて、普通に働いているだけでは実感できないくらいのものがあるんだなと、近頃思うようになった。散々、その可能性については論じられているけれど、この会見で高島市長は、

「昨年、誰もが知る超有名企業の誘致を2つも逃した!」

と言っていた。
つまり、巨大なワンフロアを持つビルで、しかも「インテリジェンス・ビル」と言われる機能を備えた物件が「福岡になかった!」というのが理由だったらしい。だからこそ、この16階建、延床面積:6万平米というビルの持つポテンシャルはすごいのだと!
世の中の変化の速度が、早すぎて、もしかすると、福岡の取り組みすら遅いくらいに、世界中がいろいろな可能性を探る時代になったんだなと思う。

先日も忘年会で話していたのですが、
日本中が、東京の2020年「東京オリンピック」に向けて全てが集約していくような雰囲気になっていっている中だからこそ、

福岡だけは、その先のことを語りまくる。
福岡だけは、その先のことを発信しまくる。



これは、福岡が「最も先がある」場所としてのブランディング。
まさに「希望の地」としてのブランディングにつながっていくと思う。

なので、よく聞く「オリンピックに向けて」「オリンピックまでは」という言葉を、「受け止めつつも」「意識しつつも」、福岡の街は、一方で着々と「その先」を考えまくって、語りまくっていくのがいいんじゃないかなって思いました。

それにしても、この発表されたビルの予想図見ても、でかい。
今、まさにこの風景が、これ。

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それが、こうなると。
もう隣のビルも、その横の「RE:THINK」などが営業している駐車場も前も一個のビルになる。
隣がフコク生命ビルやもんな〜。

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さあ、次は西鉄さんの「福ビル」がどうなるかも、
そうとう楽しみだったりします。


2017年。
このビルが早速着工するとのこと。

皆さんの一年も、様々なチャレンジが始まる一年でありますように。





cromagnon69 at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日常インサイト | 地方からのブランディング
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小柳 俊郎