2017年03月
2017年03月25日
昭和空間「歌京」おそるべし。
僕は、昭和44年生まれだ。
もちろん、最新のガジェットに囲まれ、
飽和するテクノロジーに、なんと追いつきながら
毎日を生活するのは、楽しい。
しかし、逆に、日本の高度経済成長の次の、
「日本の、抜けきれない迷走時代 」
に青春を生きられたことは、非常にラッキーだったと思っている。
バブルもだけど、その前もそうだ。
今、考えればよくわからない「新製品」が溢れ、
それがコマーシャルされて、踊らされて一喜一憂していTらあの頃。
SNSも何もなくて、情報は都会にしかなく、
憧れの対象が、わかりやすかったあの頃を経験できたことで
今の自分の価値観がある。
似たような思いを描く人が多いから、
彼女もブレイクするんだろうなと思う。笑
東京出張の際、一度は行かねば!
と思っていた場所に、やっと行けた!
それが「歌京」。
お店は、モダンとも言える綺麗な作りにもかかわらず、
置いてあるものは、全て昭和の「イカした」ものばかりだ!
僕の後ろにいる、同い歳の「UKYOちゃん」がオーナー!
机の下には、雑誌「MOMOCO」「写楽」など涙ものの
世話に雑誌が大量に置いてある。
「週刊コング」なんか、藤波辰爾だ!ハンセンだ!
周囲を見渡しても、ネタは尽きない。
伊藤つかさ!!!!!のジャケットが飾られる壁の
手前のカウンターんいは、ラジカセ!!!
しかも、ダブルカセットデッキだ!
オートリバースだ!
月刊「明星」の後ろにイケメンは「DJ&VJ」。
壁にかかるモニターでは、
久保田利伸の「流星のサドル」から
チャゲ&飛鳥の「SAY YES」へ!!!!
店内は、カラオケもなければ、DJへのリクエストもできない仕組みだが、
完璧なセンスと空気を読み取る彼のおかげで、店内、大合唱だ。
昔は、よかった・・・
では発展も革新もないのはわかっているけど、
「昭和」という、
独特な日本カルチャー勃興時代の思考にたちもどること
は、実はものすごいヒントが隠れているのでは?
と思ったりした・・・とか偉そうなことを書きつつ、
この3冊に胸躍りながら、バービーボーイズを
心待ちにする夜でした!
「歌京(かきょう)」
福岡の方は出張の際、ぜひ!!!笑
2017年03月23日
日本の酒が誇らしくなる!「CRAFT SAKE WEEK in 博多」!
みなさん、お疲れ様です。
BOND編集長の小柳です。
最近は、何を飲んでますか?
「ビール」は基本として、
「ワイン」もうまい。「ハイボール」は何杯でもいける。
え?チューハイ?レモンハイ?
・・・・など、議論は絶えない。
多様化を良しとする世の中で、
後輩や先輩と語り合い、普段言いにくいことも、
卒直話し合おうには、それなりにライトに飲めるものが人気なのでしょうか?
ただ、ここにきて『日本のお酒』が、完全に見直されている雰囲気を感じませんか?
そんな折、昨夜行ってきました、
『CRAFT SAKE WEEK in 博多』
すごい人!
このイベントは、元サッカー日本代表の…とか言う必要がない位、
活動の幅を広げられている『中田英寿』氏がプロデュースするイベント。
昨年、六本木で開催され、7万人以上が集まった大人気イベントで、
それを、今年は博多でも開催されたという流れとのこと。
大阪とか、名古屋じゃなくて、福岡っていうのは嬉しいなぁ〜とか思っていたら、実は、福岡は酒蔵の数では、日本で10番以内に入る「酒どころ」でもあるって知って驚きました。
会場に行って驚いたのは、普通に「世界のヒデ」(失礼・・)が、
会場を歩いてらっしゃるではないですか!
(これは資料写真でいただいたものです)
この日は、テレビの生中継なども入っていて、取材対応しつつ、
雰囲気を自らも楽しんでいらっしゃる感じでした。
会場の雰囲気も、ならではなスケール。
中央には、ステージも兼ねた大きなヤグラのシンボルが。
これをセンターにして、長〜いカウンターが並んでいる雰囲気は、
巨大な「屋台」で、みんな飲んでいる雰囲気。
中田さんが、
「日本人は、カウンターという文化が大好きなので・・」
ということをインタビューで言われていたのを、
読んだのですが、まさにこれだなと!思いました。
このイベント、毎日、同じ酒蔵さんが出ているのではなく、
ラインナップは「日替わり!」
会期は、26日までなので、あと4日あります。
ホームページを見てみると、
全ての銘柄が、予告されてます!
中田さん、日本中、旅されてたのでそこで見つけた銘柄
なのでしょうか?
24日は面白そう!
焼酎男子!!!笑
いかん!知らない銘柄がたくさん!!!
25日は、行かねば行かんでしょう!
日本酒の実力を世界に示した「鍋島」さんはじめ、
錚々たるメンバー!
最終日は、十四代!
福岡・・・僕の故郷、筑後の「若波」さんも!
これだけの銘柄から、選び放題でお酒が楽しめるイベントは
そうそうないはずです!
まだ、2日目で、この賑わい!
ぜひ、行って見てください!博多ってやるなって思えます!
日本酒といえば、小さな頃、父親が晩酌で
必ず「燗をつけて」飲んでいた。
近くの酒屋には、労働者っぽいおじちゃんたちが、
カップ酒を飲んでいた。
けど、家族は共働きが進み、忙しくなり、
食事はバラバラになっていった。
街角にあった、酒屋の角打ちも激減した。
そして何よりも、
様々な「お酒」が、どんどん紹介され、ライフスタイル化し、
「ワイン」「カクテル」「ウイスキー」・・・
と、若い人から「日本酒」は離れていった。
焼酎は、天下の「黒きり」が大ブームになったけど。
けど、日本酒は、違う角度で、受け入れられるものになってきた。
鍋島さんが、インターナショナル・ワイン・チャレンジで、
新しい可能性を示して以来、潮目が変わってきている。
そこに、中田英寿さんが、
独自のセンスとこだわりで、こんなイベントを開催する・・
という流れは、単なる「おしゃれブーム」とは違う、
本質的な動きを感じます。
逆に、日本酒には、長きに渡る歴史と実力が、
言わずとも「本質」にして「本物」なので、
我々、生活者が、自分の楽しみとして、
どんどん取り入れるべきだなと思いました。
長くなりましたが、このイベント、
六本木ヒルズの、このイベントも見たい!!!
中田さんと、話して見たい^^!