2009年02月05日

ベンジャミン・バトン。


久々に映画のことを。


クリックお願いします。 
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通販でも、ドラッグストアでも
スキンケア系商品の「殺し文句」は、

 
アンチエイジング
 
 
である。
 

NPO法人「アンチエイジングネットワーク」さんの
ホームページによると、

”日本語で言えば「抗老化」「抗加齢」。
しかし、それは「時計の針を止めること」ではなく、
「針を少し戻して、その進みを遅らせること」”


らしい。

そんなおり、試写会で観たのが、
「ワーナー・ブラザース映画」さん配給の最新作

”ベンジャミン・バトン 数奇な人生”

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コヤナギ命映画「ファイトクラブ」の
ブラッド=ピットと、デビット=フィンチャー監督のコンビ復活で
これは、観ないわけにはいかなかった。


2時間47分の超大作にもかかわらず、
僕はその物語に引き込まれた。
 
 
テレビCMで、かなりやっているからご存知の通り、
主人公の「ベンジャミン」は、
80歳の肉体を持った「赤ちゃん」で生まれ、
年を重ねるごとに、若返っていく。
 

主人公は、7歳で初めて自分で立つ。
つまり、
80−7=72で、72歳で「足が立たなくなった老人」の逆。

そして、13歳くらいで運命の人に出会う。
80−13=67歳。
67歳の肉体を持った、無邪気な「男の子」を観た
10歳位のヒロインは、すぐ子供だと気づく。

物語は、
ベンジャミンと、このヒロイン「デイジー」とを描いていく。


ベンジャミンは若返り
デイジーは年老いていく。
 

色々ありながらも、
二人が40代の数年間は、幸せな時間をすごす。
 
 
そして、また「歳が離れていく」。

080805_curiouscaseofbenjami.jpg
(C)2008ParamountPicturesCorporationandWarnerBros.EntertainmentAllRightsReserved

 
その語、それぞれの人生の最後までを描いていく。


よくできてます。



ブラピの10代後半くらいの若返り方は
半端じゃないです。

 
 
僕は、今年40歳。
僕が、ベンジャミン・バトンなら
今の時期だけが、肉体と精神が釣り合っている年齢だと
いうことになるだろう。
 
 
子供(自分)が成長していく喜びと
老人(自分)が若返っていく喜びは
どちらが大きいんだろう。

大人(自分)が老いていく恐怖と
大人(自分)がさらにさらに若返っていく恐怖とは
どちらが大きいんだろう。
 
 
この映画は、
あえて設定が、老いて生まれた肉体が
若返っていくということになっているが、

要は、メッセージとしては、

若返ろうが老いていこうが

「時を経て生きる・・・とうことでは、

 どちらでも同じだ」

ということだろうなと。



人生はわからない。
人生を懸命に生きる。
何かを始めるのに遅すぎることはない。

 

ほぼ、10分に一回は、
自分の人生に投影してしまう台詞が
ゴロゴロ出てくる(と思えた)この映画を
僕は大好きになりました。 
 
脚本は、「フォレスト・ガンプ」の人。
原作は、「華麗なるギャッツビー」の人。

 
 
ラストシーンを見終わった時、
今、この瞬間も、
確実に流れていく「自分の人生の時間」を
否が応でも感じてしまい、
涙があふれました。



設定がありえねぇ〜とかなんとか
興冷めなことをいわない人は、
ぜひ、観てください。



こういう、不安いっぱいな時代だからこそ
こういう映画は、
たくさん大切なことに気づかせてくれるかもしれません。

 

 
 
2月7日より。

 
 
 
 
 


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cromagnon69 at 22:33│Comments(5)TrackBack(0)日常インサイト 

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この記事へのコメント

1. Posted by tt   2009年02月06日 14:05

年をとることと若返る事は、時を経ているところは同じですが、
ただ一つ、自分の寿命が確定していることが違いますね。
80歳で生まれた時点で90年生きることは不可能になる。
生まれた瞬間80年後に必ず消えることが分かっていると言うのは凄く恐い気もしますが、
なんだか逆に幸せになれるかもしれないと思います。
だらだら無駄に時間を過ごせるのは、年を取る方にしか出来ない貴重なことなのかも…。
2. Posted by    2009年02月06日 16:57

確かに時間(寿命)が決まっていれば、何気ない一日を素晴らしく思うことが普通の人間より多いかもしれませんね。
私もこの映画を見て何か気づくことができれば私自身何か変わる事ができるかもしれません。
是非見に行きたいと思います。
3. Posted by クロマニヨン   2009年02月06日 18:59

>>ttさん
なるほど。
終りが確定してしまう。
けど、おっしゃる通り
無駄に時間をすごさなくなる。
その点、今の人間は
生き方試されてますね。
>>匿名さん
いや、是非見にいってください。
生きることを、3時間近く
想い続ける体験は、そうありません。
4. Posted by 酉一   2009年02月11日 10:30

どうもお久しぶりです。
『ベンジャミン・バトン』、私も同じ感想でした。確かにリミットのある点は違いますが、そのことに焦るというよりは、若くなってゆくことへの不安を描いている。それは、老いてゆくことへの不安を抱く我々と同じ。
説教臭くなく、やんわりと出会いの大切さを再認識させてくれる映画ですよね。
5. Posted by クロマニヨン   2009年02月11日 21:33

>酉一さん
お久しぶりです。
お元気そうですね。
やんわりと出会いの大切を再認識させる。。。
お見事な表現です。
出会いと別れだけが
人生ですもんね・・・。
がんばってください。

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