2011年07月25日

ハイブランドと若者の気分。



 
お仕事の関係で、表参道にある

「ルイ・ヴィトン・ジャパン」 本社

に先月から、立て続けにお邪魔しています。

1854年に旅行鞄の工房としてスタートした
この誰もが知るブランド。

当然、本社の受付ロビーにも、
実際100年以上の前のものと思われる
LV製のスーツケースHが飾られていたり、
受付の女性は絶世の美女だったりと(・・・)
圧倒的です。

 lv-table

























(受付けにて・・・)

日本の家紋にヒントを得たとされる
このおなじみの模様がつくだけで、
気分がぐっと高まるのは、バブルを経た僕ら世代には
特に、いろんな想いがめぐります。


担当の方も、ブランドの価値を最優先事項におきながら
おごらず、丁寧な対応をしていただいている。

たぶん、すべてにLVのブランドフィロソフィーが
あるんだな〜と、安心してしまう。


この「ルイ・ヴィトン」が天神のど真ん中に
新たに路面で出店します。


20110721louisvuitton















現在の岩田屋本館南側に建設中のビル

「レソラ天神」

の1階部分に800平米以上の規模で出店する。
他に、あの「バーニーズ・ニューヨーク」や
「リストランテASO」、ゴルフウエアの「ZOY]
などが出店します。

天神の大人ビルとして、
存在感を持つ場所になるでしょう。


こういうハイブランドは、
今、凄く勢いありますね。

岩田屋は、グッチの販売高で世界一になったり
していました。



今回は、これらハイブランド戦略について
色々書くつもりはありません。

ただ、それらハイブランドのお客様のボリュームゾーンは
どこなのか?

やはり、大人層になってくるようです。
また、そうした「富裕層」のご子息の方々。


そして、ビジネスで成功したり、
または思い切って購入されるという
若い方々・・・

という感じのようです。



そんな話を、東京で
ヴィーナスプロジェクト
ひろこお姉様こと、中村社長と、
我らがプリンス、山上副社長のお二人と
話していました。

このお二人は、もう僕の素敵なアドバイザーとして
いつも世話になりまくっているのですが。

西麻布の、超超使える隠れ家

「き」にて。

venus














まぁ〜た、こんな写真ですが(笑)、

話は真面目でした。




で、プリンス山上さん(写真中央)曰く、
顧問先の、ある企業で新卒の大学生に面接で
「好きな言葉」「注目している言葉」を聞いたと。

さて、今時はどんな言葉が多いと思いますか?と。



ちなみに、僕は面接受けてた学生時代の
好きな言葉は?には、

「やったもん勝ち」

と答えていました。(これもどうかと思うけど)






今ドキの学生のこたえで多いのは、

「環境」「節約」

だと!

草食系だとかなんとか言葉はあるけど、
もう系列ではなく、こういう時代だし
仕方がないのではないか?という結論にも達する
感じでした。


僕らの学生時代、バブルだったのが20年前。

その後20年経ても、ブランド対する
憧憬は間違いなくあるし、購買意欲も無くはない。




しかし・・・

「節約」と「環境」と答える日本の
今の20代の若者は、20年後どんな消費行動を
しているんだろう。



中国を初めとした、経済が爆発している国々が
後から後から出てくるでしょうから、

ルイ・ヴィトンは永遠に無くならない気がしますが
20年後、日本の店舗は、アジアからの旅行者の為の
店舗がほとんどかもしれません(今も?)。


全国的に、節約の節電の夏。

福岡も、なんとな〜くその波に飲まれて
若者達の言葉もこうなっていくのでしょうか。

我が社の最終面接でも、
この質問してみるかと:笑。



日本人の価値の多様性の一端だと見るべきだと
思いますが、ちょっと色々考える「き」での
晩餐でした。




中村さん、山上さん、
いつも、ネタ満載すぎで、賢くなれます:笑。
ありがとうございました。。。。







cromagnon69 at 19:30│Comments(0)TrackBack(0) お仕事の記憶 | マーケティング

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小柳 俊郎