2013年06月17日

福岡・・いや地方における生活者とメディア



おつかれさまです。

前回、福岡において、
サッカー代表戦やゴールデンのドラマの視聴率が
首都圏に比べて、極端に低いのはなぜか?


ということに、
僕なりの考えをかかせてもらいました。

福岡の人々は、

「テレビ」をメディアの中心におくのを
すでにやめてきているのではないか?


と言うこと。

そして、これは今後、
地方都市においての若者層を中心に、
どんどん拡がって行くんじゃないかなと思います。


そうした、未来の生活者と若者の関係を
福岡の人々は、先取りしてるのでは?という
いかにも福岡に住む、福岡好きが、
言いそうないいまわしですが
かんべんしてください。笑

で、ここから続き!

テレビを見てないとは言ってないのです。
テレビを、メディアの中心から外しているだけで、
見るときは見るのです。


前回触れた、Facebookの友人:某広告会社の平木くんの
ウォールより。

39












(クリック拡大!)

6月6日のケンミンショーが福岡特集だったのですが、
この回の視聴率が、32.6%。
この回、関東は、12.2%。

関東の数倍とるのはわかるけど、

サッカーの代表戦よりも
圧倒的に高いと!



こうした現象は、何を示しているのか?

たぶん、地元福岡の番組で、
ケンミンショーと同じことをやっても、
絶対30%なんか視聴率いかないですよね?
要は、情報の内容じゃない。

そうです。

福岡の人は、
自分の街のことが
東京
(全国)のフィルターを一度通して
露出される時、すっごい注目するのです。


福岡の人々は、
東京(全国)の人達が、福岡をどう評価しているのかが
すごく気になる。しかも、他県の人よりそれが強い。

以前、ある映画俳優の方と福岡キャンペーンに
来られた際に、お話していた時、
こういわれました。

「日本中でメディアに出てるけど、
 福岡が一番、”福岡どうですか?”って
 番組内で聞かれるんよね:笑」



全くそうかも!って思いました。

「ご飯おいしいし、女性はキレイだし、
 言うことないです!」

そう褒められるのを聞いて、
「でしょ〜!?」って安心してる様に思います。

知ってる場所も、
知ってる店も、
知ってる現象も、
東京(全国)のフィルターにからめると
わかってても見てしまう。


それは、他からの
福岡の見られ方や評価が
無性に気になる「質(たち)」だからだろうと。

そう考えると「ケンミンショー」は正にそれですね。

他にも、この方程式で高視聴率を取り続けている
番組コーナーがあります。

FBS福岡放送の人気番組「ナイトシャッフル」の
「芸能人おもてなし」のコーナー

我々も映画のお仕事で、何度かお世話になりましたが、
このコーナーで、超メジャー俳優などが、
自分が普段から知ってる店でご飯食べながら、
「おいし〜!!!」とか言いつつ、
福岡褒めてる映像は、テッパンのパターンです。


実は、僕が編集長をしている、
フリーペーパー「BOND」も
その特質を狙ってやっている部分があります。
(ここだけの話:笑)

BONDの表紙は、
毎回、自分の道を貫き通してきた
エッジな人々をフューチャーしています。

35








号を重ねるうちに、BONDの認知が上がる中で
最も多くいただいたお褒めの言葉は、

「福岡のフリーペーパーのために、
 毎回スゴイ人が出てくれてますよね!」


という類いのもの。

だから毎回、楽しみだと言っていただきます。

なので、我々は、全国レベルでエッジに生きる方々に
「福岡の人達へのメッセージをください!」
という質問を、なるべくするようにしてきました。

つまり、全国メジャーの凄い人の
フィルターを通すのです。



それは、実際そういうメッセージが欲しい!
ということはもちろん、
福岡の人が、それを特に喜ぶ!という特質に
何気に気付いていたからです。

ま、それは、自分が一番そういうのが
うれしいから!というのが正直なとこですが(笑)。



最初の「ケンミンショー」。

この番組に関しては、ご指摘も受けたのですが、
どこの都市が出ても、
出たエリアは、30〜40%行くんですよ!

ってことでした。



多分、今回、僕が書いたような特質は、
多かれ少なかれ、ほとんどの地方都市にあります。

けど、そんな中でも、福岡には、

自分の街が好きで、気に入ってて、
居心地がよくて、仕事も遊ぶのも、
そこそこいい感じの街だから、
基本、不自由がない(物質的精神的)。



という人が多いのではないでしょうか?
そこが、サッカー代表戦の視聴率が、
普通に高い地方都市と違うのでは?と。


これからの地方都市において、
自分の街への満足が高ければ高い程、
マスメディアへ依存するより
ソーシャルメディアの方がリアルで楽しい!
という傾向はどんどん顕著になるでしょう。


だから、
東京で流行ってることや、
全国で流行ってるテレビを必死に
追わなくても、別にいいやと。

けど、満足度が高い自分の街のことを
全国のテレビで評価寸評されるのは、
気になるので見ますよと・・・・


今までは、自分の街が好きでも、
全国の流行とかコンテンツは、
「別問題」として、マスメディアを
一生懸命消費し、武装してました。

けど、もうそうではないのではないかと。




これから、
ますます地方都市の時代へ進むと言われてます。
地方分権強化とか、道州制への移行とか、
政治的なことは、僕には予想できませんが、

生活者におけるメディア意識の変革は
ドカドカ進んでいる気がします。



自分の街がどんだけ好きなん?

とよく言われる福岡の人達。
その街への満足感が、メディアとの新しい関係を
産み出していこうとしてるのかもしれないということです。

これを読んでいる皆さんは、
福岡で、企画やコミュニケーション的なことを
やってる人とか、逆に、他県から(東京から)、
地方都市への、ブランドの進出を考えている方とか、
様々いらっしゃると思います。

満足度が高い街:福岡に住んでいて、
ソーシャルメディアで、考えられない位に、
広く人々がつながっていく流れをみていると、
福岡のマーケットへ参入するためには、
今までとは、違う方法が沢山眠ってる気がします!

そして、そのやり方は
今後多くの地方都市で使える実例になっていくのでは?
と思ってます。


また、長くなってすいませんでした〜。



cromagnon69 at 00:41│Comments(0)TrackBack(0)マーケティング | 地方からのブランディング

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール
Amazonライブリンク