2015年02月21日

「アメリカン・スナイパー」がヤバすぎる。


 みなさん、こんばんは。

今回は、久々に、映画の事を書こうかと。

先日試写会を見て、
巨大な杭を胸に打ち込まれたような気持ちになりました。
その作品は、
御歳84歳の巨匠:クリント・イーストウッドの
最高傑作との声も多数あがる、

「アメリカン・スナイパー」 
American_Sniper-Trailer_001


実話に基づいたこの物語は、
実在した「伝説」の狙撃手「クリス・カイル」の半生。
米国史上最多の160人を射殺したとされる彼は、
正にアメリカの「英雄」であり、敵にとっては「悪魔」
だったとされた人物でした。

この映画は、そんな彼が、
イラク戦争を舞台に、「アメリカの敵」を、
バッタバッタと倒し、祖国の危機を救う
爽快なエンターテイメント映画・・・・ではないです。

そんなものは、クリント・イーストウッドが作るはずがない。

正に、アメリカの「カウボーイ」そのものである、
ブラッドリー・クーパー演じる「クリス・カイル」が、
「他社を守るため」に、
その屈強の肉体と精神力、そして天才的な射撃の腕によって、
特殊部隊ネイビーシールズの英雄となっていく。

201502110000000view
(C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND
RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


しかし、4度にわたる戦場で直面する、
過酷すぎる決断の数々は、そんな彼の精神を
着実に蝕んで行く・・・。

本編は、

家庭→戦場→家庭→戦場・・・・・

と展開していきます。
あまりの違い。正に「戦争」と「平和」を
行き来する主人公は、「戦争」の影響を受けていきます。
彼が「戦場に赴く度に失い続けるもの」をジワジワと
残酷に描き出していきます。

僕には、強いアメリカそのもののような存在の
主人公:クリスが、だんだん壊れていく様が、
正に現実のアメリカへの皮肉にも思えました。



ふと現実を振り返れば、
世界は、戦争の歴史を繰り返し続けています。

ブログの映画論評で、薄い平和論を書くつもりはないし、
あなたが、
この映画を戦争賛美ととろうが、
反戦映画ととろうが僕には関係ないです。

けど、
一人の人間を描き出す事で、
戦争というものと、ちゃんと向かい合わねばならない・・・!
と84歳のクリント・イーストウッドさんに言われている気がしました。

何度も書きますが、
84歳のクリント・イーストウッド監督は、
全く衰えていないどころか、
攻め散らかしてます!

ClintEastwoodCannesMay08



このタイミングで、こんな内容の映画を、
ここまで、すさまじい完成度で僕らに叩き付けてくるのは
それこそ、伝説の映画人だなと!


この激しく胸を押しつぶす、
ラストの静寂のエンドロールまで、ぜひ見てください。
1800円で、これほどのクリエイティブを
堪能できる幸せ。感謝です。
公開は、2月21日土曜日。そう、今日から!

盛り上がったところで予告編を貼っておきますね(1分50秒)!!














cromagnon69 at 00:51│Comments(0)TrackBack(0)日常インサイト | 映画系

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