音楽系
2008年11月24日
アクセル・ローズの勤労に感謝。
遂に出た。
本当に、遂に出た。
↑ある友人が応援したくなる!って電話くれました。あなたもぜひクリックを!
GUNS N' ROSES
実に、17年ぶりのオリジナルアルバム
”Chinese Democracy"
このアルバムの噂がでて約7年。
今年の3月には、ドクターペッパー社が、
このアルバムが2008年度中にちゃんと発売されたら、
アメリカ全国民にドクターペッパーを一人一本づつ
プレゼントするぜ!宣言キャンペーンまでやるくらいの
いわくつきのアルバム(出たけど、ど〜すんだろ?)
まずは、プロモーションCMを30秒程どうぞ。
アクセルの絞り出すような歌声に、
「アペタイトフォーディストラクション」
を聴いて育った我々世代は、
いてもたってもいられなく、なるはず!
どうすか?
ま、いいんですよ。
どうせ(すでにですが)、
WELCOME TO THE JUNGLEは越えられねぇ・・・
とか、やっぱし衰えた・・・
とかいう評も沢山出てくるでしょう。
けど、1987年の夏、
アペタイト・フォー・ディストラクション
(Appetite For Destruction)
が世に出た時。
俺、18歳。
汗と
涙と
アドレナリンと
カウパー氏腺液が
ほとばしっていた18歳。
その僕の年齢的な昂揚を、そうはさせるかと
凌駕するがごとき、ハイテンションアルバムだった
この1枚。
そして、来る日も来る日もデカイ音で聴いていた。
そうすることで、
ありあまるエネルギーが
ロック音楽に「ノル」というすてきな
気持ちとして昇華していた。
そんな、僕が40歳を前にして、
今、
あのアクセルローズのヴォーカルが聴けるのは
もう、曲がどうのこうのじゃないんよね・・・
ま、これは僕の話。
それぞれの世代に、
それぞれの18歳のエネルギーを凌駕するが
ごときアーティストがいると思います。
そんときは、かっちょいいい!!!
って、感じで消費していたけど、
案外、大事!
今のあなたの気持ちを揺さぶるものは
沢山あるかもしれないけれど、
音楽も大切にしてください!!!
Geffen
2008.11.23(日本版11.22)発売
01. Chinese Democracy
02. Shackler's Revenge
03. Better
04. Street Of Dreams
05. If The World
06. There Was A Time
07. Catcher In The Rye
08. Scraped
09. Riad N' The Bedouins
10. Sorry
11. I.R.S.
12. Madagascar
13. This I Love
14. Prostitute
けど・・・
アクセルのヴォーカルをもう一度
イジーと、スラッシュがいるガンズで聴きたい・・・・
そういう世代のあなた・・そしてそうじゃないあなたも、ぜひクリック!
↓
2008年10月23日
モトリー・クルー 継続は崇拝なり。
だひゃひゃひゃひゃひゃ笑!!!
・・・って、こういうのはいいとです。
本題。
突然だが、僕は音楽が大好きで、
高校のころは友人と、
”PUSSY 蓮尾 BAND”
という、全く後先考えない名前の
パンクコピーバンドを組んでいた。
そう、高校3年の時だ。
バンドはパンクでも、マイケルジャクソンも
ストリートスライダースも、安全地帯も聴いていたが、
そこにいたる中で、最も「俺的波動」に会っていたものは
なんだったのか?
それは、ハードロックだった。
「ディストーション」「オーヴァードライブ」
「デジタルディレイ」・・・
ギターエフェクターを
通した歪んだ、重いサウンドに、重いリフ。
ま、ヘビメタ・・と言って毛嫌いする人もたくさんいたが、
これが、ミドルティーンの僕を、
血湧き肉踊らせていたのだ。
それから、20年。
金曜日 ZEPP FUKUOKA。
彼らは、そこにいた!
”モトリー・クルー (Motley Crue)”
↑20年前
↓現在(どれがどの人かわかりますか?笑)
あ、ひいた?
ヘビメタ、興味ない?・・・て?
いやいや、もちょっと、読んでください。
詳しい説明は、wikipediaにゆずるとしても、
1981年に結成し、紆余曲折を経た今、再びオリジナルメンバーで
活動する彼らは、全世界でアルバムを:
累計5000万枚も売っている。
これは、すごいよ、あんた。じゃなくしてなんだと。
会場に足を踏み入れると、
まあ、大学のハードロック系軽音楽部風の兄ちゃんや
姉ちゃんに混じり、
あきらかに、頭の毛がさみしくなり、
あきらかに腹も出ているのに、
「MOTLEY CRUE WORLD TOUR 83」
とか書いてるTシャツ着て来ている人や、
会社抜けて必死にタクシーでかけこんできたっぽい
営業マン風の「大人」がかなりいた。
僕も、その後者。
出張先から、全力で戻り、開演の19時に仕事を
終わらせて(いや、終わりにして)たどりついた。
吐きそうだ。
久々に全力疾走した。
志を同じくする、一つ上の、ハードロックな先輩にうながされ、
前方のブロックへ。
うっすら漂う、ドライアイスの煙。
ステージにはられた幕の後ろで、
ローディー達が、音のチェックをするだけでも、
うぉぉぉぉ!
とかなってくる会場の雰囲気・・・
終了後の数時間の耳鳴りを約束するであろう、
巨大なアンプ群・・・・・
そう。ZEPPは、この日、2階席まで満員だった。
まるで、スポーツの試合前のような雰囲気。
さっきまで、あんだけあった、
仕事上の気になりごとや、
面倒な人間関係や、かかえている未解決の仕事のトラブルなどが
会場の頭上でまわるファンに吸い取られて行くように
頭が真っ白になってくる。
自分の心臓が、耳の後ろに移動してくる。
会場は暑いくらいなのに鳥肌がたつ。
下の顎が、ガタガタ言う。
そして突然客電が落ちて一瞬真っ暗闇になり、
叩き付けるような、猛烈なスポットライトが
客席に浴びせられ、一瞬昏倒したのかと思いながら、
やっと目眩から復活したかしないかのところで、
ミック・マーズのギターのトレモロアームが
一気に引っ張り上げられて、
爆音とともにライブが始まった。
”キックスタート・マイハート”
(↓参考:この曲です)
はい、聴きながら続きをどうぞ〜
その瞬間、
もうなにがどうなってもなんでもかんでも
どうにでもなってもいい!
という、完全恍惚なる興奮状態に突入し、
僕は、かなりの記憶を失うくらい
飛びに飛びまくった。
これだから、
ロックコンサートはやめられぬ。
結局、1時間半。
涙モノの選曲の数々で、完璧なライブだった、
僕の生モトリー・クルー初体験。
20年前は、20万人のフェスでトリをとったりしていた
かれらを、4〜5メートルの距離で見られる幸せ。
時代は流れているんだなと。
特に80年代にはじまった”ヘビメタ””ハードロック”は
一般的に、ダサいというイメージ。
たしかに、服やライフスタイルは真似する勇気はなかった。
けど、どんなものも、3年でダサイ。
あなたがきている、其の服は、2年後でダサイかもしれない。
けど、何を言われようと、紆余曲折を経ても
原点に戻って、同じことを20年経った今もやり続ければ、
”アンバサダー オブ ロック”
として、ワールドツアーが企画される。
歴史は、繰り返され、見直される。
不惑の40歳に、毎回言及している気がするが(泣)、
自分のスタイル。
自分の一番得意なことや方法。
これを確立して、粛々と継続することは、
最終的にすごい結果を生むなと、
今回のライブで確信した。
ビジネス的にも、再びインカムを得るだけでなく、
僕らみたいな人間は、今日のライブで感じた快感によって、
自分の若き日を、
心から肯定できる。
たかが、昔聴いていたハードロックバンドのライブだし、
懐かしい曲で、思い出に浸るかなぁ〜!
とか思って実はライブにいったのだが、
よく考えると、懐かしむどころが、
こんなに「今」を爆発的に楽しめたのはいつぶりか?と。
それは、
毎週磨いて大切にしていた、
ステファノ=ブランキーニの靴を代償にするほどの
素敵な時間だった。
飛び過ぎだよ。俺。
たまには、ライブに行こう。
密かに、いいアーティストは沢山きている。
近頃、ライブとか行ってないなぁ〜な人はクリック。
↓