ティッピング・ポイント

2011年01月17日

伊達直人現象とティッピング・ポイント



ericahimesyoss











いや〜、昨日の「Mr.サンデー」の
沢尻エリカ姫を、銀座で歩きながら24分
独占インタビューしてんのは凄かった!!!




ま、いいか。




あっという間に、一日が終わるですな。

いいことだと思いつつも、
なんか、寂しい気がしますが。




けど、寂しいばかりが世の中じゃない!という
ムーブメントがマスコミを騒がせてますね。

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(1月11日現在:笑)

いわゆる、伊達直人 現象!


食傷気味にマスコミも言ってるし、
賛否両論のブログもたくさんあるですが。


僕は、いつも思います。

こういう「現象」って、

何がきっかけで、
ばばば〜!って拡がるのかと。

その、きっかけ=瞬間はどこなのか?


この問題は、つまるところ、我々、広告マンの
永遠かつ究極の課題です。

過去を見ても、いわゆる「大ブレイク」に至るまでの秘密。



伊達直人現象が、
「ブレイク」した、「きっかけ」ってなんなんだろうとか
そういうこと、考えてみた。





昨日のブログにも登場していただいた、AKB48。

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ブレイクまで、5年ですか?

4年ほど前、YAHOO!ドームの前で、
握手券付きCDの直販を彼女たちがやっていたけど、
まあ、そこそこ人が居た・・・くらいだった。
そう。アキバ系アイドル!ってイメージで

「僕にはあまり関係なかった」

それが今では、

「現時点でのNo.1:国民的アイドル」

に君臨しています。


果たして、
どこがきっかけだったのか?


ちょい前も・・

いつのまに、「CROCS」は、ブレイクした?

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いつの間に、スターバックスを皆、飲み始めた?

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大規模な宣伝とかしてないのに、
いつの間にか、伝染するかのごとく流行しているものって
あるじゃないですか?

本やにいけば、こういう「テーマ」について
仕掛けとか、ノウハウ的な本もたくさんありますが、

先日、僕のこの「永遠のテーマ」に
かなりぶっ刺さった本を、
知人の田中女史に紹介してもらいました。


ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか








ティッピング・ポイント
―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか

著者:マルコム グラッドウェル
販売元:飛鳥新社
(2000-02)


エ?この本常識なんですか?

そ、そうですよね・・・

とにかく、面白かった。

10年前の本。

だからと言って、twitterなどが無い時代の本だから
的外れか?というと、全然そうじゃない。


「ティッピング・ポイント」とは、
”傾く瞬間”的な意味。


この本の中で、

ダサい象徴だった靴のブランド
”ハッシュ・パピー”

が、突然何かのきっかけで、若者の中で
大ブレイクした話と、
90年代半ばに、ボルチモアで、
梅毒が爆発的感染に襲われた話で始まる。



文字通り、感染の広まりというのは、
同じ傾向を見せると筆者は言う。


もう、偏執狂としか思えない、
仔細かつ、地道なデータをとり続けた人々の
データを通して、様々な「ティッピング・ポイント」を
解明しようとする、エキサイティングな内容です。


荒れ果てた、ニューヨークの地下鉄の犯罪率が
突然急激に下がったのは、凶悪犯罪を厳しく取り締まったのではなく
「落書き」と「無賃乗車」を、狂ったように地道に
取り締まったからという挿話。

大きな流れを起こすために、
大きな仕掛けを提案しようとする、僕ら企画マンに
かなりヒントになった。


この法則は「割れた窓」理論として、
多くの場面で応用されているという。



他にも、

感染をスタートさせる特別な人々について言及した
「少数者の法則」
ここには、「媒体者(コネクター)」「通の人(メイブン)」「セールスマン」の
3タイプの、ティッピングに必要な人間を解説。

ティッピングに最も大切な、記憶にねばりつく
「粘りの法則」

そして、一人だと人助けや、通報をするが
皆いるとか、皆でいるという状況では
同じ状況でも行動しない・・という
「背景の法則」


とにかく、実験や検証やデータから導いているので、
呼んでいて、ふに落ちまくる!


この本に、あなたの仕事の問題に対する
答えは書いていません。

けど、考える糸口が、
おびただしい数ころがっているでしょう。





伊達直人現象が、なぜ拡大したのか?

当然、マスコミの過熱報道です。



で、付け加えれば、


最初の群馬県での善意が、
「ねずみ小僧」や
「あしながおじさん」ではなく・・・

「伊達直人」だったこと。
この「センス」

多くの人が、マネしようと思った第一のポイントではないでしょうか?


そして、マネすることは、

「善行へのあこがれと、実行することでの満足感」
「(報道による)ちょっとした自己実現」
「流行の体現」
「閉塞感満載の世の中へのアクション」

・・・・等など、

現代人の「ニーズ」満たしまくり!の
仕組みになっていること。


こう書くと、善意の行動をドライに切り過ぎてる感じがしますが、

様々なメーカーやブランドも、
これだけの「満足度」を
一気に、同時に満たすような、
商品やサービスは
なかなか提供できないなと。



こういう「ムーブメント」がおこることで、
コンビニの、小銭募金箱を何気に見てしまう自分を
感じると、いいことじゃないかなと思います。


長かったですね。

すんません!


この本の「ティッピング・ポイント」の内容とは
直接沿っているわけではないですが、

こういうこと考えるのが楽しくなるし、
多分、僕の「知見」もあがっている!・・・・・はず!









cromagnon69 at 21:17|PermalinkComments(4)TrackBack(0)
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