海猿
2011年02月05日
久々、すごいよ。あんた。な人。
2011年のつい先日まで、
ニホンウナギの産卵場所を知っている人は
この世に誰一人居なかった。
これには、驚いた。
土用の丑の日には、全国民がうなぎを食ったりする
風習があるこの国で、何人がそれを知っていた?
天然のニホンウナギの卵の採取に、
世界で初めて成功した!という2日のニュース。
東京大学の塚本教授のチームの、38年目の快挙だと。
けど、このニュースと、そして塚本教授の話を聞いたのは、
テレビのニュースではなく、この方。
やさしいそうなダンディ・・・
小森 陽一さん。
この小森さん、数年前にこの
ウナギを38年も追い続けている、塚本教授を取材してたらしいのです。
もちろん、小森さんはウナギ研究家ではありません。
この方は、徹底して取材しまくる人。
そして、
その取材をもとに、
物語をつむぎ、様々な形で我々に知らなかった世界を
見せてくれる人なのです。
福岡の制作会社の大先輩:Sさんと、
同じく「らんちゆう」でお世話になった
プロデューサーのM先輩に、ご紹介いただきました。
韓国料理とコーヒー焼酎で、
その、あまりの話の面白さに
25:30まで暴走していました。
この、小森さん、これまでの色々な・・・
・・・・って、え?
小森さん、小森さんって、
俺、知らねぇし!ってですか?
すいません。
このやさしそうな、男性。
実は、大ヒット映画シリーズにもなった
人気漫画「海猿」。
この物語の、原案と取材でクレジットされている方。
その、海上保安官たちの世界を、
リアルに描き出されていたからこそ、
この物語は、パート3まで作られる大ヒットになったのです。
そしてワーナーブラザース映画が、
ローカルプロダクションとして送り出した、
これは、消防救助機動部隊の物語を、
再び伊藤英明さんで映画化。
小森さんの本職は「漫画原作者」であり、
僕が今はまっている漫画!
日本の警視庁機構の中にある
特殊部隊「SAT(サット)」
特殊犯捜査係「SIT(エスアイティ)」
と、もう一つの「S」である
警察庁特殊急襲捜査班「NSP(エヌエスピー)」
をリアルに描いている作品・・・
「S(エス)ー最後の警察」
これの原作者です。
もはや、ヒットメーカーの小森さんからは、
ここには書けない、驚くべきプロジェクトの
数々をたくさん「匂わせて」いただきました。
あっという間に、6時間位話してしまったのですが、
冒頭のウナギ博士の取材しかり、
口が裂けても言えない「S」の取材元や、
もちろん「海猿」の海上保安庁の話など、
とにかく、
直接行って、
見て、
聞かないと、
なんにもわからないし、感じないですと。
まさに、何でもヂカギキですよ!
コヤナギさん!
と言われてしまいました!
本やネットや、人からの聞き伝えで、
企画書いてないか?と。
超専門のスペシャルな人からは
超スペシャルなことが聞けるのです。
実感のこもったその言葉に、
もう涙が出そうになるほど共感し、
隠れたくなるほど反省しました。
僕が、だらだらしだすと、
時々、神様が遣わしてくれる、
「すごいよ。あんた。」な方。
今回は、この、小森先生!
おかげで、完全にまた覚醒しました。
そして、この、小森さん・・・・・
福岡市 在住!
福岡、すてたもんじゃなし!
(小さな韓国「アプロ」薬院店にて:笑)
小森さん、これから、
よろしくお願いします!!