辛子明太子
2010年11月06日
遠方から客。一緒にランチ。さあどこ?
例えば、東京からお客さん、来福。
11時からの打ち合わせを、
お機嫌に終わらせる事ができたあなたは、
「じゃ、流れで昼飯行きましょうよ!」
と誘うのは、お仕事上、チャンスが大きい
お客様であれば、定石中の定石だ。
こんな、チャンスは、なかなかない。
「福岡は、よくいらっしゃるんですか?」
「いや〜、ハカタは、なかなか来るチャンスなくて」
福岡を、ハカタと言い換えている。
なおさら、チャンスである。
そしてあなたは、
Google mapの何万倍もの詳細で
店舗の内外から、そこの雰囲気、料理の味まで
再現できる
脳内マップ
の中をさまよいまくる。
天神に会社がある、我々の答えの一つはこれ。
”よし田の鯛茶”
ここは、相手が
「死んでも鯛だけは喰わねぇ」
という人でなければ、
絶対に間違いない。
ここで、
ビジネスご一緒ランチで使う店の
欲しい条件とはなんだろう?
1.まず、旨い。
2.料理に、ストーリーがある(地元がらみなら、尚よし)。
3.食べ方に、ギミックやうんちくがはさめる。
4.とはいえ、店の雰囲気やサービスも快適・安心。
5.そして・・・・安い(こういう時代ですので)
よし田の場合
1.文句無く、旨い。
2.鯛茶の発祥だ。俳優さんも沢山つれてきた・・・等
3.途中まで刺身をおかずに食べて、
途中から茶漬けにすると、1回で2度幸せ・・・
4.夜は割烹だし、座敷や個室も完備。
おばちゃんも超ベテラン。
5.1050円。
なるほど。
さすが、王者”よし田”死角無し。
しかし・・・
今日の本題として、
オレ的に、この条件にかなり近い店を紹介したい。
その店は、ここ。
”元祖 博多めんたい重”
前回、「千曲屋」さんの話しとか、
めんたいこネタが多いけど、今回紹介はここ。
そう。
辛子明太子の料理を
店で食わせる
を真剣に取り組んでる店だ。
福岡/博多と言えば?
で、県外の人の80〜90%は
ラーメンと辛子明太子と答える。
だから、
辛子明太子は、お土産商品としてもメジャーだ。
もちろん、家でもよく食べる。
けど、辛子明太子を
「メインの名物料理」として食わす所が
今まで無かったと思うのです。
ここは、それをやっている。
この店のメインは、
屋号と同じ
”元祖 博多めんたい重”。
それが、これ。
かつては、博多の料理人の「まかない飯」だったと。
それを、研究し復刻したと。
手間ひまかけてじっくり漬け込んだ昆布巻き明太子を、
海苔をひいたほかほかごはんの上に乗せ、
旨み成分たっぷりの「特製かけだれ」をかけて食べる
(同店HPより)
いやいや、確かに旨かった!!
今回食ったのは、めんたい重に、てんぷらが付いたセット。
ここは、博多の郷土料理がメインの店。
料理もしっかりしてて、天ぷらもメインでいけました。
サクサク。あ〜。腹減った。
前述した5つの条件!
1.まず、旨い。
2.料理に、ストーリーがある(地元がらみなら、尚よし)。
3.食べ方に、ギミックやうんちくがはさめる。
4.とはいえ、店の雰囲気やサービスも快適・安心。
5.そして・・・・安い(こういう時代ですので)
1.旨い!
2.博多料理人の幻のまかない飯の復活なんです・・・とか
明太子料理を食べさせる店・・・とか。
3.明太子と、それに巻いてある昆布と、
海苔と、そして白飯を、タレとどうからめるか・・とか
4.個室、掘りごたつ、カウンター&照明暗めと、
ステキです。席数も多い。
5.めんたい重+てんぷらで、1450円。腹いっぱい。
で、一回には、なんとお土産屋も!
この「めんたい重」が食べられる、
今までなかった、
めんたいの「1ハラ」包装!秘伝タレ付き!
しかも、
「食べて、会員にならないと配達してもらえない!」
という少量生産だと。
う〜ん、
そういうのも、お客さんには話すネタ満載。
一度は、試す価値ありのお店です。
夜も、行ってみなきゃ!!!
”元祖 博多めんたい重”(以下、HPのコピペ)
【住 所】 〒810-0002 福岡県福岡市中央区西中洲6-15
【電 話】 092-725-7220
【営業時間】10:00〜24:00 ラストオーダー23:00
(フード・ドリンク共に)
【席 数】 60席