電通
2010年02月23日
2009年日本の広告費:7700億円減!
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天気がいいっすね。
けど今日書くのは、土砂降りの話。
けさデスクに行ったら、
電通さんが発表した「2009年日本の広告費」の資料が
配布されていた。
見出し・・・・・・・・・・・・・・・・
2009年の日本の広告費
5兆9222億円(前年比:11.5%減)
〜2年連続で減少〜
11.5%減!ってことは、金額にすると、
769,500,000,000円のマイナス
百万、千万、一億、十億・・・・・
・・・って、そうですよ、7690億円です。
広告・マスコミ業界じゃないあなたのために、
ちょいとここでお勉強しましょう。
”マス4媒体”
いわれるメディアがあります。
新聞
雑誌
ラジオ
テレビ
がそれを指し、これまで「広告」と言えばこれでした。
しかし、2009年度の広告費を見ると、
ついに、インターネットの広告が
ラジオはもちろん、新聞すら追い抜いてしまいました。
新聞:6739億円
雑誌:3034億円
テレビ:1兆7139億円
ラジオ:1370億円
インターネット関連:7069億円
様々な表現やアイディアを詰め込みやすく、
しかも、ほとんどにおいて、
反応が数としてわかる。
インターネット広告は、景気・業績の悪化で
確実な広告効果(または、その気分)が、
ほしくてたまらない企業の「広報宣伝」の中で、
企画が通りやすくなっているんだろうな・・・・っていうのは
想像つきますね。
で、あなたです。
近頃、広告で何かを知って、モノを買った・・・
というものがありますか?
僕は、かれこれ15年くらい前。
このCMを見て、次の週末に、15万円のローンを組んだ
思い出があります。
「パイオニアセルフィー」
パーソナルコンポーネントブームの中
何、買おうかな〜と思っていたところに、
当時、大好きだった(今も好きすけど)、宮沢りえさんが
踊ってたんですよね(笑)。
おめぇだけだよ!
って言われるかもしれないけどですね。
GDPとかも含め、景気や経済の状況を知る
数字はたくさんあるけれど、
「広告がどんどんなくなっている」
という現実をつきつける、
「日本の広告費」という数字は、
どんどん「さびしい国」になってますよ〜
っていうメッセージとともに、
正に「広告」を仕事にしている
福岡:外資系広告マンの僕にも、
「普通にしとったら、終(し)まえるばい」
という覚悟を、ま正面から浴びせられている気分になりました。
企業の皆さま、
「攻め」の企画をたくさんもっていきます。
なので、思いきってチャレンジしてみませんか?
今のままでは、絶対勝手によくなることないから!
2009年05月11日
電通107年ぶりの赤字決算・・の今。
電通さんが、1902年とかの創業期以来の
赤字を発表したらしい。
(読売オンラインより)
09年3月期。
連結の売上高は8・3%減の1兆8871億円。
広告費の落ち込みで、200億円ほどの赤字。
10年3月期も厳しかろうとの予測で、
売上高は13・4%減の1兆6344億円を予想。
広告業界じゃ無い人も、
「電通」さんは知ってますよね。
その圧倒的な売り上げシェアからして、
「電通の収益の動き=広告業界の景気指標」
って言っても、乱暴ではないですよね?
(誰への同意:笑?)
で、その理論でいくと、
今年は、さらに13%くらい減るという予測が
出されています。
どこの業界も厳しいけど、
広告業界も厳しいです。
ま、メーカーさんとかが悪ければ
宣伝広告しなくなり、よって広告会社は
真っ先にというか、最後にじっくりというか、
とにかく 広告会社が悪くなる。ま、当たり前。
う〜ん。。。
このブログを読まれている、
福岡や、その他のローカル都市で
アドマンやってるみなさん・・・
策はありますか?
「もちろん」って応えたいです。
「ったりめーよ」って言葉聞きたいです。
けど、どこもそう自信満々に
言える雰囲気ではないですよね。
ナショナルスポンサーは効率を求めた、メディアの
セントラルバイイングが普通になりました。
地方のドル箱にして、競合の的だった
通販会社も、無理に新規を取ろうとせず、
今の顧客をしっかり囲い、守り、回して行く
手法に切り替えていくでしょう。
つまり、広告をボコボコ打たない。
公共的地方の大手企業。
大手量販店。
レジャー施設。
元気に広告やって行くぜ!っていう企業は
絶対的に減っている地方都市で、
これから、広告代理店はどう生き残るですか?
そう・・・皆気づいているし、
分かってます。
「広告代理店」やっててもだめだなって。
だって、広告の代理をするお店だけでは、
「広告やる余裕なんかねぇ〜よ!」
のクライアントの一言で、用無しです。
特に、地方都市では、
メディアの単価が安い。
それを地道に積み上げて売り上げを作る。
しかし、競合が激しくなると、
その単価から、さらに安くなり収益が減少する。
業務は、おぞましい程増え、
収益は上がらず、
皆、消耗していく。
ま、こんな悲惨なこと言っててもしょうがねぇか(笑)。
けど、なんとなく苦しいけど、
ワクワクするもんが、ないですか?
こんな時代だから
何やってもいいじゃないですか!
ってか、やらんといかんじゃないですか!?
と考えると、楽しくないですか?
ローカル都市は、
案外、トップや真ん中やてっぺんや核心に
上手くやれば、ソッコー、アクセスできます。
そう。ビジネス規模は別として、
この部分は圧倒的に中央よりチャンスがあると。
企画がよければ、
話が早いのが、ローカル都市での
ビジネスの醍醐味だと言い切れる。
「広告代理」の見方を外せば、
チャンスごろごろあるやんけ!と。
先日、一気に読んだこの本。
残り97%の脳の使い方
~人生を思い通りにする!
「脳と心」を洗う2つの方法~
著者:苫米地 英人
販売元:フォレスト出版
「あなたの、リアルなイメージが人生を作る」
仕事も、リアルにイメージすれば同じかと。
しかも、構造が薄く、かつ単純な地方都市では
現実味があると思うのです。
僕は、非常に楽しくなってきました。
時代に対して、ちょっと「ドM」な感覚で
ゴリゴリ進めるのが、快感になってきました。
「思考なきところに、実現なし」
今の時代は、
妄想できるヤツが勝つと思います。
ローカル都市の広告マンの方々・・・
妄想しよう!
リアルに妄想して、今こそやりたかった
仕事をしましょう!
開き直り(笑)?
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