adizero
2015年06月27日
コラード。運命は疾走する。
今日は、福岡は朝から雨。
けど、雨だから中止にしようなんて言ってる場合じゃないので(笑)、関係なく、大濠公園10キロRUNを、敢行。
で、いつもの10キロ走より、2分もタイムが縮まったことを
自慢したいわけだけれども(その、タイム自体たいしたことないんやけど)、
その原因は、はっきりしている。
それは、僕のたゆまぬ努力の賜物・・・・ではなく、
「シューズ」
先日、上の写真に写っている、トレーニング師匠の
中矢くんに聞かれた。
「トシローさん、そういえばランニングシューズ何履いてるんすか?」
「え?ふつ〜に、****のコレだけど。」
「だめですよ!そんなオシャレ靴じゃ!」
といって説教(笑)された時から、
初めてランニングシューズの深淵に足を踏み入れた。
そして、奨められて、研究したのがこの靴。
adidas adizero takumi 「練 ren」
ちょっと、ちゃんと走ってる方とかは、
「コヤナギ、ジョーシキだ!ジョーシキ!」
って言われてそうですが、
このシューズは「三村仁司」さんという方が
開発したシリーズ。
この、三村さんは、もともと「アシックス」に所属。
35年間、シューズ開発の「現代の名工」として、
高橋尚子さん、イチローさん、新城さんほか
数々のトップアスリートの靴を作ってきたと!
そして、2009年にアシックスを定年退職した後、
「NIKE」と世界シェアを争う「adidas」に迎えられる。
中矢くんによると、この時は、業界に衝撃が走ったと!!
そして、新天地「adidas」で、恵まれた開発環境の中で
この「名工:三村」さんがリリースしたのが、
「adizero TAKUMI〜匠」シリーズだと!
はい!この辺りで、
ストーリーに弱い「ザ・男子」なバカ・コヤナギは、完全にテンション上がってます!!
adidasさんに行き一直線にスタッフの兄ちゃんに
「TAKUMI」はありますか?と聞く。
すると、兄ちゃんは、フフっ(あんたわかってるね・・)
と微笑んで(・・かどうかは思い込み)、
これですね。といって出してきてくれた。
お店で試着した瞬間に思ったのは、そのかかと。
かかとガッチリ!一歩一歩の反発が、速さを生むと!笑。
そして、購入を決めた理由は、もう一つあった。
僕は、1999年頃、この車に載っていた。
VW CORRADO(コラード) G60
フォルクスワーゲン「ゴルフ」を、べちゃっ!って
潰したような、たまらんフォルムのスポーツカーだった。
そして、29歳の僕が、溺愛していたこの車が履いていた
タイヤはこのメーカーだった。
ドイツの世界最大のタイヤメーカー「コンチネンタル」
そんな、20年近く前の、風化した記憶が、
イナズマに、いや「雷(いかずち)」に
撃ち抜かれるがごとき衝撃で蘇ったのは、
シューズを裏返し、ソールを見た時だった!
Dual sprint sole syste-M(デュアル スプリント ソール システム)
という衝撃吸収とグリップにすぐれたものだと知っていたが、
そこには!!!
コンチネンタル!!!!
タイヤのラバーを使っているのか!?
・・確信した。
13万キロ走って手放した、あの車の名は「コラード」。
「コラード」とはスペイン語で「疾走する」という意味の
「コレール」を語源としている。
走りの神様が、中矢くんを通して伝えている。
コヤナギ!疾走しろ!
これは、出会う運命だったのだと!
・・・あ、バカですか?
なんと言われようと、即、購入(笑)。
三村さんという匠が、
とことんこだわったことが伝わってくるような
「気持ち」だけでも、パフォーマンスは上がる!
少なくとも、単純な僕は、あがりました(笑)!
こういうモノ選びというか、
流れで、一気にお気に入りになるというのってないですか?
僕はこのパターンを、
運命マーケティング!
と1人で呼んでます。
ただやっかいなのは、100%外部からコントロールできないですけどね!笑
皆さんの、運命マーケティングな瞬間も聞いてみたい!